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おおかみのこども雨と雪オオカミの種類や特徴まとめ!群れの仕組みや感情表現についても

おおかみのこども雨と雪には、絶滅したと言われるニホンオオカミと、飼育されているシンリンオオカミが出てきます。オオカミそれぞれの種類や特徴を解説します。

草平は一匹狼になって生きてゆくといい、雨は鼻を突き出したり遠吠えするシーンもあることから、群れやつがいの仕組み、コミュニケーションや感情表現にについてもみていきます!

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おおかみのこども雨と雪に出てくるオオカミの種類や特徴まとめ!

オオカミの中で一番多く分布するハイイロオオカミについてや、100年ほど前に絶滅したニホンオオカミとエゾオオカミ、シンリンオオカミ、それぞれの種類や特徴について紹介します。

一般的にオオカミとはハイイロオオカミのことをいう?

1999年調査によると世界には、少なくとも約15万頭の野生のオオカミが生息していることが分かっています。この中で、最も多く分布するのがハイイロオオカミで、北半球に広く分布しています。

シンリンオオカミは北米の北西部に分布し、ホッキョクオオカミは北米大陸最北部のツンドラ地帯に分布する体毛が白いのが特徴、タイリクオオカミは、ヨーロッパから極東まで、ユーラシア大陸の中緯度を東西にまたがって広く分布しています。

ハイイロオオカミは地域により、体が大きかったり小さかったり、体毛が変わっていたりします。こうした違いに着眼して、他の地域の仲間たちと区分されたものが、ハイイロオオカミの「亜種」なのだそうです。

ニホンオオカミやエゾオオカミもハイイロオオカミの亜種だと考えられています。

この区別については見解が分かれ、ハイイロオオカミは26亜種に区別されていたものが5種にまとめ直されているようです。

 

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100年ほど前に絶滅したといわれるオオカミ

日本には2種類のオオカミがいた!

ニホンオオカミ

19世紀までは東北地方から九州まで各地に分布していましたが、1905年1月に、奈良県鷲家口で捕獲された若いオスを最後に、現在まで確実な生息情報がなく、この後まもなく絶滅したと考えられています。

オオカミ類のなかではもっとも小型のグループで、胴のわりには足や耳が短いのが特徴です。古記録から推定された頭胴長(尾を含めない体の長さ)は81.2~111.5cm、尾長30.3~41cmとされています。

エゾオオカミ

北海道に生息していましたが、1900年(明治33)ごろ絶滅しました。体長120~130センチメートル、体毛は厚く灰褐色、頭骨や歯がロシア連邦のウスリー地方や朝鮮半島のオオカミよりも大きといわれています。

シンリンオオカミ

動物園ヘ行けば、オオカミに出会えるんですね!

シンリンオオカミ(ハイイロオオカミの亜種)

北米・五大湖周辺からその北東部辺りに分布している。体長は100~130cm、尾長は35~45cm、体重25~34㎏。

体は雄の方が少し大きいが、平均すると、雄で35kg、雌は27kg程度で、一般的なハイイロオオカミよりは小さい。
毛色は、灰色がかった茶色にシナモン色が混じっているような色合いで、背中の正中線は黒っぽく、腹からは白っぽい色をしています。
しかし、全体に灰色っぽいものや灰褐色のようなもの、茶色や白っぽいもの、黒っぽいものなど、毛色には変化があるようです。

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オオカミの群れやつがいの仕組み!コミュニケーションや感情表現についても

オオカミの群れはパックと呼ばれ自らの頭数調整も行っているようです。繁殖は最上位のペアのみが行い成熟すると一匹狼となって生きていくものもいます。また、遠吠えによるコミュニケーションも行っていると考えられています。

オオカミの群れはパックと呼ばれ自らの頭数調整も行う?

主に夜行性ですが日中も活動します。

オオカミの群れは「パック」と呼ばれ、1組のつがいとその子供からなる家族で暮らし、シカやイノシシ、野生の牛などの大型の獲物を共同で狩ります。

パックの頭数は、獲物の数や縄張りの面積によっても変化します。

小さいものでは数頭~10頭程度、大きいものでは10頭~20頭以上にもなり、縄張りの面積もこれまでの最小は60 km2(6000ha)に対し、広いものでは1000 km2(10万ha)以上に及ぶものも。。

また、異なるパックが出合ったり、ナワバリを侵害するオオカミがいたりすると、オオカミは相手が死ぬまで攻撃します。無用な争いを最小限に抑えるため、どの縄張りにも属さない広い緩衝地帯を設けています。

広い緩衝地帯は、草食動物や一匹オオカミにとっても比較的安全であるため、生きる助けとなっています。

このようにオオカミは、自然界にいるのシカやイノシシの頭数調整や、自分たちが増え過ぎたり減りすぎたりする調整も自ら行っているのだと考えられています。

 

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繁殖行為は最上位のペアのみ?成熟したオオカミは一匹狼になる?

繁殖行為は最上位のペアのみが行いますが、例外的に繁殖することもあるようです。

交尾は1~3月頃に行われ、妊娠期間2ヶ月ほどで、平均4~6頭を出産します。
出産は洞窟や地面に掘った穴で行われ、生まれたばかりの子どもの体重は400~500g程で、目は閉じています。

目は2週間ほどで開き、6~8週間ほど授乳期間があります。
この間には、肉を吐いたものを与えるなど、離乳に向けての食事が与えられますが、子育ては雄や他のメンバーも参加して一緒に行います。

6週間くらいで巣穴の近くを歩き回るようになり、夏が終わる頃には完全に成長し、徐々に群れに加わっていきます。
雌雄共に2年程で性成熟し、雄は新たな群れを作るため独立、雌は群れの中に留まり子育てを助けることが多いといわれています。

この過程で1匹になることを、一匹狼になるといいます。

寿命は、野生では平均5~10年、飼育下では15年程だと言われていますが、動物園では20年生きたという記録もあります。

 

遠吠えはコミュニケーション

オオカミは他の動物や犬と同じように、ボディランゲージや遠吠えによりコミュニケーションや感情表現をしているといわれています。

しっぽを振って喜びを表現したり、耳を立て被毛が逆立て歯をのぞかせ威嚇、恐怖心から体を縮め耳を寝かせ背中を丸めたり、服従は仰向けで寝転がるなどは、一部の例です。仲間の死を傷んだり友情を大切にしたりと、感情表現も豊かといわれています。

また、臭覚はとても優れ3km先の獲物の匂いも察知できるといわれています。お互いの匂いをかぎ合ったり、尿や糞でのマーキングすることにより外部へテリトリーの存在を知らせています。

遠吠えは、遠くにいる仲間とコミュニケーションや連絡手段でもあり、その声色も様々な音程を使い分けているようです。

遠吠えが良く行われるのは、夕暮れ時と、狼が狩りに出発する前や帰還した後、繁殖期や子育ての間にも遠吠えの頻度が上がります。

子狼は7月の終わり頃から遠吠えをするようになり、それから2ヶ月ほどでパックの仲間とライバルの遠吠えを区別できるようになり、無分別な遠吠えは次第に減っていきます。子狼の練習期間だとも考えられます。

 

まとめ

  1. オオカミとは、一般的にはハイイロオオカミのことをいいます。
  2. 日本には、ニホンオオカミやエゾオオカミがいたが、100年ほど前に絶滅したと考えられています。
  3. 遠吠えはコミュニケーションだけでなく、連絡手段やとしてもつかわれ、ボディランゲージなどによる感情表現もしていると考えられています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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