わたしの幸せな結婚の登場人物である美世は、斎森真一と澄美の娘です。
見鬼の才がなく無能と呼ばれた美世には夢見の力がありました。薄刃家で育った母親澄美の過去や美世の異能を封印した理由についても見ていきます。
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アニメ「わたしの幸せな結婚」
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\\顎木あくみ先生書き下ろし//
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わたしの幸せな結婚:美世の能力が開花
斎森美世の基本情報
名前 | 斎森美世(さいもりみよ) |
立場 | 薄刃澄美(旧姓)と斎森真一の長女。久堂清霞の婚約者→妻。 |
年齢 | 19歳→20歳。 |
性別 | 女性 |
特徴 | 黒髪。左目の下にホクロ。 |
異能 | 夢見の力 |
能力 | 過去や未来を見通す |
声優 | 上田麗奈(うえだれいな) |
美世の異能:夢見の力
美世の異能は「夢見の力」。夢見は、過去や未来を見通す力です。
見鬼の才を持たず生まれたのは、異形を見る必要がないためでした。
薄刃家には夢見の異能者の記録がありました。夢見の力を持つ女児は、何十年かおきに一人ずつ産まれてきます。
彼女たちの母親には「精神感応(テレパシー)」の異能を持つ特徴があり、美世の母親にもありました。
精神感応は、人の心と心をつなぐ異能であり、頭や心で考えた内容を言語や身体を使わずに伝えることができるというものです。
夢見の異能者は、夢見の巫女と呼ばれており、今でも巫女装束を着用する習慣がありました。
美世の能力が開花:清霞の窮地を救う
美世の異能は、清霞が窮地に陥った時に初めて使用されました。
清霞は異能者の墓オクツキの霊の思念に触れ、倒れ目を覚まさなくなります。
美世は、清霞を助けるために夢見の異能を使うことを決意し、新から手順を教わりました。
夢見は、過去や未来を見通す力であり、夢見の力を使う対象を定め、体に触れることでその効果が強くなります。そして、最後に目的を定め、異能で働きかけるのです。
この異能の強さは、美世の思いや願いの強さによって変わるとされており、美世の祈りが清霞を救いました。
清霞の体に入り込んだ美世は、まるで手順を知っているかのように、清霞を探し出し連れ戻しました。
夢見の世界のなかの美世は最強で、怨霊たちに「消えて」と一言いうだけで清霞が苦労して戦っていた霊が一瞬で消え去ったのです。
人の眠りのなかでは、万能の力を発揮すると言われている夢見の異能を初めて美世が使用した瞬間でした。
その後も、久藤家の別邸に訪れた際には、近隣の村人を助けていますが、美世の夢見が真の力を発揮するのはまだ先の話になります。
わたしの幸せな結婚:美世の母親の過去と封印の理由
美世の母親は、産まれたばかりの美世の異能を封印しました。美世に夢見の力があることが分かれば、徹底的に利用され幸せな人生を歩めないと考えたからです。
美世の母親の過去:薄刃澄美
美世の母親の旧姓は薄刃澄美です。
精神感応の異能に目覚めたことで、夢見の力を持つ子供が生まれるのではないかと期待されて育ちました。
薄刃一族の者と結婚し、薄刃の血が濃い子供が生まれれば、夢見の力を持つ子供が産まれやすいと考えられたからです。
しかし、帝にとって脅威となる存在である薄刃家は、今上帝の策略により存続の危機に陥ったのです。
そこで、薄刃澄美は、斎森真一と政略結婚することを決意します。
澄美は、美世を出産しましたが、美世が2歳の時に病で亡くなりました。
その後、斎森真一は元婚約者の香乃子と再婚し、香耶をもうけたのです。
美世には血鬼の才がありませんでしたが、香耶にはあったため、美世は、斎森家で無能と呼ばれ、下働きの女中と同じように扱われました。
香乃子と香耶からも、理不尽ないじめを受けており、父親も政略結婚に応じたことによる香乃子への負い目から、美世につらく当たったのです。
美世の母親と封印した理由
澄美は産まれたばかりの美世の異能を封印し、無能であると周囲に信じ込ませました。
幼い頃より、子供を生むことが存在価値であるように扱われてきた澄美。
もし、美世に夢見の力があると分かれば、徹底的に利用され人並みに幸せな人生は望めないと考え、美世の異能を封印したのです。
美世の異能:封印の鍵は桜の木
美世は母親とよく、斎森家のなか庭に植えられた桜の木を見ていました。
この桜は、澄美が斎森家に嫁入りする際に植えられたもので、母親の死後、切り倒され切り株だけが残されていました。
19年という長い年月の間、保たれていた封印の鍵は、母親と美世をつなぐ桜だったと考えられます。
美世が久藤家で悪夢を見るようになったのは、斎森家から離れたためです。
術者の死後の年月の経過と鍵となる場所から離れたため、封印の効果が弱まり美世の異能は制御できず暴走を始めました。
美世の夢のなかに、異形が現れるようになったため、うなされており、その様子には清霞が気づくほどでした。美世の夢見の力が開花しようとしていたのです。
斎森家が全焼し没落した後、美世は母の桜の切り株に訪れています。
切り株に触れると砂の城のように崩れましたが、一瞬、ピリッとした衝撃が走ったのです。
このとき、澄美の封印の鍵がはずれ、解けたと思われます。
まとめ
- 美世は、斎森真一と薄刃澄美(旧姓)の娘です。
- 見鬼の才を持たず生まれたのは、異形を見る必要がないため。
- 斎森美世の異能「夢見の力」は過去や未来を見通す力です。
- 清霞の窮地に立たされ、救うために「夢見の力」を使用します。
- 薄刃家には夢見の力を持つ夢見の巫女の記録がある。
- 澄美は精神感応の力を持っており美世の異能を封印。
- 桜の木が異能の封印の鍵であり、美世の異能が暴走を始めます。
- 斎森家が全焼し没落した後、封印が解除されたと思われる。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ご参考になれば幸いです。
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