モニカは「灯」のエースとしてスパイ教室に登場します。彼女のコードネームは「氷刃」であり、氷がついた使い物にならない刃を意味しています。
彼女は芸術家の娘であり、特技は空間内すべてを見通す演算技術です。過去に煽惑のハイジとの対峙で挫折した経験がありました。
モニカの弱点はリリィ。灯を裏切り死亡するのか、その後の展開にも注目していきます。
⚜️《氷刃》のモニカ⚜️
1月放送TVアニメ「#スパイ教室」
7週連続キャラビジュアル&PVを公開中。4人目は唯我独尊な灯のエース、
モニカ(CV #悠木碧)⚜️個性あふれる7人の少女を是非覚えて下さい🗝
▼キャラクターPV:モニカ編▼https://t.co/lNaEv2TlzR pic.twitter.com/TFyez8JLOP
— TVアニメ『スパイ教室』公式⚜️07.13 ONAIR (@spyroom_anime) November 4, 2022
スパイ教室:モニカの過去と正体
モニカの基本情報:プロフィール
名前 | モニカ |
コードネーム | 氷刃→緋蛟(焼尽)→灰燼「時間の限り、愛し抱け」「燃え華やぐ時間だ!」 |
立場 | 「灯のエース」実行班、ガルガド帝国スパイチーム所属「緋蛟(あかみずち)」 |
特技 | 空間内すべてを見通す演算技術、盗撮、再現能力 |
詐術 | 放火✕敵役〔偽悪趣味〕 |
年齢 | 16歳 |
性別 | 女性 |
誕生日 | 5月18日 |
身長 | 150cm |
体重 | 41kg |
特徴 | 蒼銀髪、一人称はボク、神をも恐れぬ不遜さを持つ |
声優 | 悠木碧(ゆうき あおい) |
モニカの過去:芸術家の娘として誕生
モニカは裕福な芸術家の家系に生まれました。
彼女の父は画家であり、母はバイオリン奏者です。さらに、年の離れた兄と姉もまた芸術家を目指しています。
モニカの家族は第二次世界大戦の戦火を逃れるため、ムザイア合衆国で過ごしています。
彼女は12歳でディン共和国に戻りましたが、学校では馴染めませんでした。
幼い頃からモニカはさまざまな芸術を学んできましたが、情熱が足りず才能が開花することはありませんでした。
彼女は手先が器用で真似ることは得意ですが、魂が感じられないと評価され、感性を受け継いでいないと言われていました。
ある日、モニカは父のアトリエを出入りする中で、ラベンダーの香りがする青年と出会い、彼に自分の悩みを打ち明けます。
そして、幼い頃から抱いていた性への違和感が同性愛の個性であることを知るのです。
やがて、父から「お前が輝ける仕事は、別にあるんじゃないか」と言われます。
この言葉がきっかけとなり、モニカは家と名前を捨て、スパイ養成学校に入る決意しました。
モニカの正体:氷刃は挫折し成長する
モニカは灯のエースであり、最強の女の異名を持っています。
養成学校では、わずか2ヶ月ほどで上位の成績を収め、将来有望視されていました。
しかし、煽惑のハイジとの戦闘で打ちのめされ挫折したのです。
そして、モニカには氷刃(ひょうじん)というコードネームが与えられました。
彼女のコードネームには本来、「氷のように鋭く光る刃」を意味しています。
しかし、この試練で挫折したモニカは、その後本気を出さなくなり、「氷付き、使い物にならなくなった刃」という別の意味で表されるようになりました。
モニカはこの時、秘密裏に行われた「焔」の試験に挑み、現実の厳しさを突きつけられました。
そして、「心に炎を灯せない奴は、この世界ではゴミ」と言われ自分を見失ったのです。
この試験では、クラウスと同等の基準を満たすことが要求され、非常に高いハードルだったことが分かります。
この時の挫折が、傲慢な彼女を変えるきっかけとなり、飛躍的な成長へと繋がっていました。
モニカの弱点はリリィ:ティアは恋心を読む
モニカが恋をしている相手はリリィです。
屍の任務後、行方不明になった選抜チームは、敵国のスパイであるアネットの母親を通報するか、チームを裏切るかの選択を迫られました。
ティアとモニカはアネットの母親を巡って対立し、戦いになりました。
この戦いではモニカが優勢と思われましたが、ティアはモニカの恋心を見抜き、モニカは譲歩しました。
モニカは、ティアにキスされ心を読まれたのです。
彼女は一人のメンバーである、リリィの居場所を守るために合理的に判断していました。
ティアはこの時、モニカが冷酷になれない一面を指摘していました。
スパイ教室:モニカの能力と詐術
モニカは、リリィへの情熱が彼女の才能を開花させ、限界を超えて覚醒させていきます。
元々モニカは、目で捉えたものを脳で計算式に変換し、完璧に再現する演算技術を持っていました。
モニカの能力:盗撮と再現
モニカの盗撮能力は、一定空間内のあらゆるものを視認できるスキルです。
彼女はは盗撮の際に、移動しながらカメラのピントを合わせていました。この技術は、鏡の反射を利用してタイミングを合わせて撮影する必要があり、精密な動きが求められます。
また、演算能力に優れており、どの角度からボールを投げれば的に反射して当たるかを瞬時に計算することもできました。
モニカは、灯の選抜組とウェルタ率いる陸運情報局の戦いでその能力を発揮しています。
彼女らの目的は、誰も傷つけず、誰も危険にさらさず、アネットの母マティルダをコンテナまで誘導して逃がすことでした。
彼女は闇夜に紛れ込み、光の反射を利用して視界を広げました。
遠くに鏡を投げて進みながら回収することもありますし、2つ以上の鏡を使って遠くの場所を確認することもありました。視力が不足している時には望遠鏡を駆使したのです。
そして、大勢の軍人を減らすことが困難であることを悟ると、彼女は爆弾を投げ込み自ら飛び出しました。
また、クラウスが屍の銃弾をナイフで弾いているのを見て、モニカはそれを練習することなく再現しました。
モニカは驚くべき集中力を発揮し、4つの銃弾を避け、1つの銃弾を弾き飛ばし、冷静に対処したのです。
角度と距離を調整し、速度とタイミングを計算しながら逃走する適役を見事に演じました。
その後、クラウスがウェルタに敵を倒したと報告したのち、モニカはクラウスが開けたマンホールから無事に現れました。
モニカの特技:空間内すべてを見通す演算技術
モニカは、フェンド連邦でクラウスと対峙し、戦いを繰り広げています。
教会の聖堂の柱には、時限式特製小銃が284丁も仕掛けられていました。
モニカはランダムに狙われる小銃の角度、距離、焦点、反射、速度、時間のすべてを把握し、空間内の全体を見通しています。
クラウスはモニカの専門が光と屈折に関連していることから、彼女の能力が盗撮であると予測していました。
しかし、モニカの特技は盗撮ではなく、空間内すべてを見通す演算技術だったのです。
モニカはこのとき、クラウスにレッスンを申し込み、生き延びるための知恵を学びました。
モニカの詐術:放火✕敵役
モニカの詐術は、「偽悪趣味」と呼ばれる、わざと悪人の役割を演じるというものです。
抵抗するために敵役を演じ、そして自ら炎のなかに飛び込んで反逆し、すべてを破壊するのです。
フェンド連邦の混乱が起こった際、モニカは「蛇」を欺く目的で「灯」から離れ、フェンド連邦皇太子暗殺の罪を背負い、混乱を終結させる道を選びました。
そして、モニカはCIMとの戦いのなかで、炎に飲まれて姿を消しました。
CIMの人間に、亡くなったように見せかけて逃走しており、抹殺が成功したと判断させたかったのです。
モニカは裏切者として死亡するのか
フェンド連邦でモニカは「灯」を裏切りました。モニカは自分の内に秘めたリリィへの想いを「蛇」に暴かれ、利用されたのです。
その後モニカは「蛇」を裏切り、ギリギリのところで生き延びました。
フェンド連邦では、世界的な暗殺者「焼尽」が死亡したと報じられ「氷刃」は死亡しました。
生き延びたモニカには、新たなコードネーム「灰燼(かいじん)」が与えられました。
モニカは灯を守るため、「灯」とCIMの間での戦争か、自分ひとりですべての罪を負うかという二つの選択肢を迫られました。
その結果、モニカは灯を裏切る道を選んだのです。
そして、クラウスを欺くために、モニカはすべてを自分ひとりで引き受ける道を選び、接触を避けました。
モニカは「緋鮫」として蛇のメンバーと共に現れ、アネット、ティア、エルナを襲撃し、グレーテを誘拐しました。蛇の目的は、クラウスの体力を削り、彼を抹殺することだったのです。
モニカは蛇を裏切り、最後は死を覚悟しCIMと対立しましたが、CIMに勝てるはずはなくモニカは敗走し、命を落としかけました。
モニカは、ギリギリのところで生き延びており、ゲルデの隠れ家で発見されたのです。
モニカはその後お仕置きを受ける
モニカは「灯」やリリィへの思いによって、仲間を裏切る道を選びました。
しかし、その行動は許されるわけではありませんでした。彼女は「灯」の輪に入れず、苦しむこととなりました。自分の罪を許せず、仲間たちを傷つけ、ボスとの闘いで命を奪い合ったことが彼女を苦しめたのです。
ランタンフェストの最終日、モニカはサラに連れられて外出しています。
モニカはジビアに縄で縛られ、「お仕置き」だと連行され、仲間たちと再会しました。
謝罪の言葉を述べ始めたモニカに対し、アネットは彼女の気持ちを尊重し、別の方法で問題を解決することを提案します。
アネットが考えた罰ゲームは、唐辛子や発酵食品、生卵の殻などがミキサーにかけられた特別なドリンクを飲むというものでした。
モニカは口から飲むと思い込んでいましたが、アネットは鼻から飲むと告げます。
メンバーによってモニカの体が押さえつけられ、アネットは鼻に漏斗を差し込んでいました。モニカの絶叫と共に「お仕置き」は完了したようです。
モニカは元々、スパイという職業に強い関心はありませんでした。
それでも、仲間を守り世界を変えるため、亡くなった仲間の無念に報いたいという使命感が彼女にはあります。「灯」との出会いが彼女の心に光を灯しました。
まとめ
- モニカは「灯」の実行班のエースとして活躍している。
- モニカの家族は芸術家であり、父は画家、母はバイオリニスト、兄と姉は芸術家を目指している。
- モニカは芸術家としての感性を受け継いでおらず、情熱が足りなかった。
- スパイ養成学校で煽惑のハイジとの対峙で挫折した経験がある。
- モニカのコードネーム「氷刃」は、使い物にならない刃という別の意味を持っている。
- 幼い頃からモニカは性に対する違和感を感じ、同性のリリィに恋心を抱いていた。
- モニカの能力は見たものを再現する才能と演算能力である。
- モニカは鏡の反射を利用して盗撮する技術や高い総合力を持っている。
- モニカの詐術「放火×適役」は悪人を演じてすべてを破壊するものである。
- モニカはリリィへの想いを蛇に利用され、灯を裏切ることを決意した。
- モニカはCIMとの戦いで敗走し、ゲルデの隠れ家で生き延びている。
- モニカは仲間を裏切った罰として、アネット特製のドリンクを鼻から飲まされた。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ご参考になれば幸いです。