ミギとダリの登場人物である一条怜子は、精神科医の夫と長男の瑛二、長女の華怜と4人暮らし。理想の家族として知られる一条家の奥さまです。
怜子は、オリゴン村を支配し秘密を守るために住民を監視していました。最後は死亡するのかも見ていきます。
ミギとダリ:一条怜子の正体と目的
一条家の基本情報
父 | 精神科医。怜子の夫。瑛二の父。華怜の義父。 |
母:怜子(れいこ) | 町内会長。一条夫人。瑛二と華怜の義母。 |
長男:瑛二(えいじ) | 模範少年。華怜の義兄。13歳。 |
長女:華怜(かれん) | ピアノコンクール覇者。瑛二の義妹。 |
犬:フィデリテ | ペット。ドーベルマン? |
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園山家に養子として迎えられた「ミギ」と「ダリ」
瓜二つの双子でありながらも各々の個性が垣間見える1枚となっています‼#ミギダリ #佐野菜見 pic.twitter.com/9xuZwfVCfq— TVアニメ『ミギとダリ』公式 (@MigiToDali) March 26, 2023
一条怜子の正体:完璧主義
一条家の父は精神科医をしており、母は町内会長を務めています。
そして長男の瑛二は模範少年であり、妹の華怜はピアノコンクールでの優勝経験がありました。
一条家は周囲からも理想の家族として知られていました。
ところが、怜子は子を授かることが叶わず、お子のできない体であることが判明します。
そこで、当時の家政婦であったメトリーに子供を産ませ、瑛二を自らの子として育てました。
妹の華怜もまた、光山の調査により、両親が別にいることが判りました。
玲子は完璧な奥さまとしての顔を保つため、この秘密を守り抜いてきたのです。
一条怜子の目的と謎の教育
完璧を追求する怜子は、子どもたちにも完璧さを求めてきました。
ミジンコ模様の壁紙のある部屋では、夫ですら知らなかった不可解な教育が展開されていました。
瑛二にミルクを与えるといった、0歳児からの再教育もその一環です。
秘鳥が初めて一条家を訪れた際、火災が発生しました。
瑛二がその鎮火にあたる間に、秘鳥はどこかへ姿を消したことを気にかけていました。
普通クラスの体育の時間に、瑛二は持ち物検査をしていました。
そして、瑛二のお気に入りのパジャマのボタンが、秘鳥の持ち物として発見されたのです。
中間考査で普通科1位の成績を納めた秘鳥は、園山夫妻とともに一条家に招かれることになりました。
そこで母の形見のボタンが、瑛二のものであることが明らかになりました。
秘鳥がそのボタンを持っていたことが発覚し、窃盗の罪で監禁され、更生プログラムが行われます。
しかし、秘鳥が消えたことが明らかになると、ミギは解放され園山家に帰されました。
ミギとダリ:一条怜子の支配とメトリーの関係
一条玲子はオリゴン村のジオラマを使いデータを集め監視していました。
玲子がオリゴン村を支配しようとした理由は、メトリーの死亡を知らずに、瑛二と夫を奪われると考えたからだと思われます。
一条怜子によるオリゴン村の支配
一条家には、オリゴン村を描いたジオラマが保管されていました。
ミギが監禁されている際、侵入してきたダリと家政婦の光山がそのジオラマを発見しました。このジオラマにはオリゴン村の詳細な情報が収められていたのです。
怜子は村の住人たちのデータを収集し、隣村に住む光山までも監視していました。
この村で秘密を知る者たちは、怜子によって排除の対象とされ、容赦なく処分されていました。
一条家の内情に過度に近づいてしまった、光山も排除されることになるのです。
そして、ミギとダリもまた二人で一人であることを怜子に知られ、排除されようとしていました。
怜子とメトリーの関係:監視の理由
メトリーは怜子を姉のように尊敬していました。怜子から夫の夜の相手を代わることを提案された際も、それを受け入れました。
しかしながら、その後、夫が入れ替わりに気付き、メトリーの妊娠が発覚することとなります。
怜子の夫は、完璧な奥様である怜子ではなく、メトリーを求めたのです。
怜子はその後、メトリーを監禁し、生まれた三つ子のなかから夫似の瑛二を自分の子として養育しました。
ある日、メトリーとその子供たちは、部屋から逃げ出すことに成功し、新しい生活を築こうとしていました。
クリスマスイブの夜更け、瑛二を迎えに行くために戻ったメトリーは、瑛二の部屋の窓辺に立ちました。
しかし、誤解からおばけと間違われ、突き落とされてしまい、そのまま命を落としてしまいました。
怜子は逃げ出したメトリーが亡くなったことを知らず、将来的に瑛二と夫を奪い返しにくるのではないかという不安を抱き、オリゴン村を監視していたと思われます。
ミギとダリ:一条怜子の最後は死亡
一条玲子は、瑛二によって殺害され死亡しました。瑛二は玲子と一緒に死ぬつもりでしたが、無様に生かされることになりました。
瑛二は少年院で罪を償ったのち、園山家でチェリーパイを食べていました。その後、ミギとダリ、瑛二の三人は別々の道を歩むことになります。
一条怜子の最後:瑛二に殺害され死亡
一条怜子は最後、瑛二によってナイフで刺され死亡しました。
瑛二はミギとダリの兄弟であることを知ると同時に、彼らの生みの母親であるメトリーも自らの手で命を奪ったことを知ることとなりました。
そして、狂気に取りつかれた一条家の悲劇に決着をつけるべく炎を放ち、瑛二は怜子と共に死を迎える覚悟を持っていました。
一条家に閉じ込められた者たちは脱出に成功しますが、瑛二の姿は見当たりません。
そこで、ミギとダリは瑛二を救うため、炎に包まれた場所へと身を投じる行動にでたのです。
ミギとダリの復讐と結末について
ミギとダリの復讐劇は、瑛二を生かすことで幕を閉じました。
ダリが瑛二を憎む理由は、母親を殺されたからではなく、共通点の多いもう一人の自分だったかったからです。
瑛二は秘鳥を2度も救い、またミギとダリの母親を奪ったことを後悔していました。
ダリは自暴自棄になっている瑛二を助けようとして炎のなかに突き落とされます。
しかし、ミギとダリはシャンデリアの下敷きになっている瑛二を見つけ出し、救い出しました。
瑛二は、放火と怜子殺し、そして怜子の光山殺害の罪をかぶり、少年院へ送られることになりました。
その後、少年院から戻った瑛二は、園山家でチェリーパイを味わいました。
そして、三つ子の兄弟たちはそれぞれ別々の未来を歩むことになります。
まとめ
- 一条怜子は、精神科医の夫と長男の瑛二、長女の華怜と4人暮らし。
- 怜子はお子のできない体で、メトリー産んだ瑛二を自身の子として育てる。
- 怜子は完璧な妻としての顔を保つために家族の秘密を守り抜いてきた。
- 怜子は瑛二にミルクを飲ませるという、0歳児からの再教育をしていた。
- 怜子はオリゴン村のジオラマを所有し、住民データを収集し監視していた。
- 怜子が監視していた理由は、メトリーに瑛二や夫を奪われるのを恐れたため。
- 怜子は最後、瑛二によってナイフで刺され死亡しました。
- ミギとダリの復讐は、瑛二を無様に生かすことで幕を閉じました。
- 瑛二は、怜子と光山の殺害および放火の罪で少年院へ送られました。
- 少年院から帰った瑛二は、園山家でチェリーパイを食べ、甘党であることが判明。
- ミギとダリ、瑛二の三人は別々の道に進みました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ご参考になれば幸いです。
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