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リゼロのクルシュの黒斑は龍の血の呪い?変異変貌のその後は?

リゼロのクルシュ・カルステンは、カペラに血をかけられ黒斑ができ肌が変貌してしまいます。

黒斑の原因はカペラの血に混ぜられた龍の血ですが、同じ血をかけられたスバルとは症状が違います。

龍の血とはどのようなものなのか、変異させられた人たちのその後について見ていきます。

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クルシュの黒斑は龍の血の呪いなのか?

第5章の水門都市プリステラで、クルシュとスバルは色欲の大罪司教カペラとの戦いで、黒竜に化けたカペラが垂らした血が原因で黒斑が出来てしまいます。

カペラの血には龍の血が混ぜられていた

クルシュの黒斑の原因は、大罪司教『色欲』担当のカペラ・エメラダ・ルグニカです。

カペラの権能は、自在に自分の肉体を変異・変貌させるものです。

クルシュの容姿は、カペラの権能による被害を受け、黒い斑点にに覆われてしまいます。

黒斑の原因は、カペラの垂らした血に混ぜられた「龍の血」が原因だと考えれれます。

「アタクシの血は、そんじょそこらの血とは違いやがりますよ。なにせ、龍の血が混じってやがりますからね。血の呪いに、負けるとすげーことになります。そこのメス肉より、てめーはもちますかね?」

クルシュは、吐血し、白目を剥いた状態で。スバルは、半死半生で痛みすら緩慢になり死ぬ寸前。

そこに浴びせられた血が、右足の傷口から体内に侵入し、スバルの体を蹂躙し、侵食します。

カペラは、化けた黒竜の血に龍の血を混ぜたといっています。

カペラのいう血の呪いとは、呪術や呪いのように儀式的な意味合いがあるのかも知れません。血の呪いに負けるとどうなるとか、謎掛けのように話しています。

クルシュとスバルにかけられた血は同じものでしたが、症状は異なるものでした。

 

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王城にある龍の血とは

エミリアの王選参加目的は、龍の血を手に入れることです。

エミリアは王になり、お城にある「龍の血」で、森の氷を溶かそうと考えていました。
ですが、その考えは間違っていたといっています。

ルグニカ王城にある『龍の血』と、このボルカニカの血は厳密には違う。……城の『龍の血』は、死した龍の最後に脈打った心臓からこぼれた血、かしら」
「最後の、心臓の血?」
――最後の心の臓の響き、龍の心血として器に注がれたり。その血、真の龍の血として王城へ託され、人と龍との盟約の証とならん」

ベアトリスによる話では、「強欲の魔女」エキドナが残した一文で、禁書庫に封じられていた記憶です。
その後の記述はなく、詳しいことは分からないと話しています。

ルグニカの王城に保管されている「龍の血」が、龍の最後の心臓の鼓動だとしたら、その血はボルタニカの血ではありません

そしてその血は、なおも絶大な力を持つと話しています。

ルグニカ城にある血には、一滴で荒れ地が蘇ったという話があります。

劇薬にもなるのでは?とのことから、使用する際は、数千倍に希釈して使う必要があるそうです。

もしそのような効果のある薬であれば、試して見る価値はありそうです。

 

カペラによる変異変貌と被害者のその後は

カペラの血による被害では、クルシュとスバルに黒斑ができ肌が変貌、都市庁舎にいた人たちは変異させられてしまいます。その後の様子を見ていきます。

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クルシュとスバルとでは症状が違う

クルシュとスバルの症状の違いを見ていきましょう。

クルシュの症状

  • クルシュの体の中に溶け込んだ異物が、その身の内側で暴れ回っており、フェリスが、ずっと手を尽くしているが芳しくない状態です。
  • 黒紋を肌に負うのは女性には厳しく、痛々しさが際立つ。
  • 確実に体力を蝕むそれらの除去は、彼女の命を救う上で最優先。
スバルの症状

  • 死にかけたことを無意識が理解していた。
  • 醜いこの右足は、痛みも違和感もない。繋がっていないのかと思えば、スバルの意図した通りに膝が曲がり、指を動かすこともできる。
  • ただ千切れた部位を繋いだ傷口部分がどす黒く変色し、斑の血管が伸びるように足の上下に浸食を伸ばしている。
  • 掌の一部が黒く変色し、痣が火傷のような醜さをさらしている状態、同じような変化が、ズボンに隠されたスバルの右の大腿部にも発生している。
  • スバルにとっては痛みや異物感はない

クルシュの状態は、肌に黒斑ができ、かんばしくない。

スバルは、カペラの血の呪いに耐性があるようで、見た目の酷さの割には、痛みもなく違和感もないため生活に支障はないようです。

また、スバルの体の黒斑がない部分で、クルシュの黒斑の受け入れが可能なようです。

……最悪、クルシュさんの体の黒紋は、俺の黒くなってない部分でどうにかなりそうなら、それで対処しても構わないと思ってるし」
クルシュさんに関しちゃそれで少しは症状が和らいだ実績もある」
見えない肌を黒く汚すぐらい、いくらでも手を貸そう。

 

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黒竜の尽力について

最上階での出来事です。

カペラの権能で黒竜へと変化した人物は、瀕死ながらも最上階へ這い上がり息吹を浴びせカペラに手を引かせました。

その黒竜の尽力のおかげで、スバルたちは命を拾うことが出来ました

その黒竜は都市庁舎にいた人質の内の一人でした。

 

カペラに変異させられた被害者のその後は

プリステラの人々は、カペラにより、一人は黒竜に、そして残りの十数名は巨大な蝿にその身を変じられてしまいました。

変異変貌は、色欲の大罪司教カペラの権能です。元に戻れない人々の変異は、ケガや病気とは根本から違います

彼ら彼女らが、事情をはっきり理解できるなら頭がおかしくなってしまう…

せめて戻す方法が分かるまでの時間稼ぎとして、エミリアのコールドスリープで眠らせました

現在は、どうすることも出来ないため、一所に集めて存在を秘匿されています。

 

まとめ

  1. クルシュの黒斑は、カペラが化けた黒竜の血に龍の血を混ぜたものをかけたため出来たものです。
  2. 王城にある龍の血は、ボルタニカの血ではなく、別の龍の血でした。
  3. クルシュとスバルでは症状に違いがあり、スバルには耐性があるようです。
  4. 都市庁舎に居た人質の1人は黒竜にされてしまいましたが、その黒竜によって、スバルたちは命を拾うことが出来ました。
  5. カペラに変異させられた被害者は、エミリアのコールドスリープで眠っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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