「アベル」は「リゼロ(Re:ゼロから始める異世界生活)」の登場人物です。
神聖ヴォラキア帝国第七十七代皇帝。ヴィンセント・ヴォラキア(アベルクス)。踊り子ビアンカ。鬼面には被ったものの正体を隠す認識阻害効果があります。無血開城や踊り子なった理由についても紹介します。
現在『Re:ゼロから始める異世界生活』では第7章が展開中ですが、
今回の舞台はスバル初上陸の「神聖ヴォラキア帝国」🌸このヴォラキア、実は文庫『Ex4 最優紀行』にてユリウスさん達が訪問していました🧳
Ex4から「ヴィンセント・ヴォラキア」のキャラクターデザインを掲載です✨✨ pic.twitter.com/aRLK2FEUf2
— 桜ヶ丘すず🌈新人賞・海鳥東月の『でたらめ』な事情@発売中🌸(担当編集Iさん宣伝アカウント) (@ike_edi) May 4, 2021
リゼロ:アベルの正体と能力について
ヴィンセント・ヴォラキアの基本情報を紹介します。
名前 | アベル(ヴィンセント・アベルクス) |
地位 | 神聖ヴォラキア帝国第七十七代皇帝:ヴィンセント・ヴォラキア |
年齢 | 二十代の前半から半ば |
性別 | 男性 |
特徴 | 黒髪、黒い瞳、色男、鬼面 |
性格 | 傲岸不遜 |
武器 | 姿隠しのマント |
特技 | 舞、舞姫ビアンカ |
アベルの正体:ヴィンセント・ヴォラキア
アベルは、神聖ヴォラキア帝国第七十七代皇帝「ヴィンセント・ヴォラキア」。皇帝の座を追われたのは二回目です。
アベルを連れ回したのは王国の近衛騎士でした。
「ヴィンセント・アベルクス」アベルと名乗っているのは、再び玉座に座るまでの名前です。
バドハイム密林に、帝国軍の討伐隊が派遣されていたのは、アベルを狙っていたからでした。
宰相ベルステツが裏切りを計画していると知り、アベルは見張りをさせています。見張り役をさせていた、チシャ・ゴールドが裏切ったのは、アベルも予想外の出来ごとでした。
アベルが再び、玉座を奪い返すための絶対条件は、より多くの九神将を確保することです。
アベルの能力:鬼面は認識阻害の仮面
アベルの鬼面は、認識阻害の仮面です。
鬼面には、被ったものの正体を隠す効果があります。アベルは、皇帝だとわからないようにするために被っていました。
この鬼面は、もともとシュドラクにあったものです。皇帝とシュドラクが親友となり、森を訪れる時に使っていたといわれいます。
鬼面をはずすと、そこには黒髪の切れ長な瞳をした美少年。アベルが現れました。
アベルの瞬き:片目を開けて眠る
アベルのまばたきは独特です。
ヴォラキア皇族の習わしで、アベルは片目を開けて眠ります。
片目ずつつむり、決して一度に両目をつむりません。
アベルが眠るところを見たことはなく、仲間にも心を許しません。
注意不足で、命を落とすのだけは避けたいというのがアベルの考えです。
アベルが両目を閉じるのは、相手に自分の運命をゆだねるのと同じでした。
相手に自身の運命を決める権利を与えるほど、アベルの命は軽くないのです。
リゼロ:アベルの無血開城計画・クマソタケルとは
無血開城計画は、無駄な血を流さずすむようスバルが考えた作戦。クマソタケルと名づけました。
アベルは、再び玉座を奪いかえすため、女好きのズィクルをねらい撃ちます。
まちの中で、美人の旅芸人いると話題になれば、女好きのズィクルの耳に届くはずです。ズィクルの酒の集まりに呼ばれるのを待ちます。
アベルらは旅芸人の一座として、みんなに気に入られるよう、舞を見せました。
ズィクルは、舞姫の求めに応じ剣を差し出します。舞姫(アベル)がズィクルの首先に剣の先を向けて動けなくします。
アベルが剣先を向けたまま支配下に入るよう求めると、ズィクルは武装解除に応じました。
ズィクルの臆病者の性質を利用する作戦ですが、舞姫(アベル)の正体に舞の途中で気づきます。舞のあと頭で理解しました。
アベルが説明する必要はなく、ズィクルは皇帝(アベル)が、の二つ名を覚えていて信じてくれたのがうれしかったのです。
スバルは、都市庁舎の屋上にある帝国の旗に火を付けて燃やし、城郭都市グァラルが陥落します。
無血開城計画は、舞姫(アベル)の協力で成功しました。
すでに📢試し読みなどでも公開済みですが、
『Re:ゼロから始める異世界生活27』
口絵では、美女(!?)勢揃いの『舞』シーンがイラスト化されていますよ🙌挿絵も注目のシーン満載なので、最新27巻ぜひお手元に☺️ pic.twitter.com/07t9z2dtf3
— 桜ヶ丘すず🌈新人賞・海鳥東月の『でたらめ』な事情@発売中🌸(担当編集Iさん宣伝アカウント) (@ike_edi) June 26, 2021
リゼロ:アベルが踊り子なった理由
アベルは、無血開城計画を成功させるためのカギです。
踊り子になったのは、女性を装うのに抵抗がなく舞も得意だったからです。
アベルは、幼いころから何度も女装経験があります。亡くなった妹ほどではありませんが、舞も得意だったのです。
旅芸人一座の踊り子として、アベルら五人はグァラルに入り込みます。
アベル(舞姫ビアンカ)は、美しき舞姫の姿になりました。舞姫ビアンカは、育ちの良さと品を感じさせる完成度の高さです。
フロップは、生まれ持った才能である化粧を生かしフローラに変身しました。
スバルはこれまで六回の女装経験があるベテランです。これまでで一番美しい姿、ナツミ・シュバルツに変身しました。姿だけでなく声までも変えています。
クーナとタリッタは、シュドラクの民のなかでも危険な気配はしません。化粧とコーディネートで安心感を出しました。この二人は、押さえを利かせるための兵です。
まとめ
- アベルは神聖ヴォラキア帝国第七十七代皇帝。ヴィンセント・ヴォラキア。
- 鬼面には被ったものの正体を隠す認識阻害効果があります。
- ヴォラキア皇族の習わしで、アベルは片目を開けて眠ります。
- 無血開城計画は、無駄な血を流さずすむようスバルが考えた作戦です。
- アベルは、女性を装うのに抵抗がなく舞も得意でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ご参考になれば幸いです。