風明は阿多妃に仕える柘榴宮の侍女頭です。壬氏が探していた火傷の女であり、薬液に浸した木簡を使用し外部と連絡していました。
風明は里樹毒殺未遂事件を起こし最後は処刑されます。犯行動機は阿多の子の死因を秘密にするためでしたが、四夫人の座を保つためとして処理されました。
この記事では、薬屋のひとりごとの登場人物である風明に焦点を当てて見ていきましょう。
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薬屋のひとりごと:風明の正体と過去
風明の基本情報
名前 | 風明(フォンミン) |
立場 | 柘榴宮の侍女頭。阿多に仕える。 |
性別 | 女性 |
年齢 | 適齢期を過ぎている |
特徴 | ふくよかな美人 |
実家 | 養蜂業を営む |
声優 | 日髙のり子(ひだかのりこ) |
風明の正体:阿多妃の侍女
風明は柘榴宮の侍女頭であり、人当たりの良いふくよかな美人です。
阿多妃を支えるため16年間仕えており、適齢期を過ぎてしまいました。
風明は、上級妃の侍女とは思えないほど働き者であり、自ら率先し掃除しています。侍女頭ともなれば、下手な男より稼ぎは良いといわれていました。
楽しそうに仕事しており、人をうまく扱う術を知っていました。
風明の実家は養蜂業を営んでおり、蜂蜜は贅沢品でしたが、柘榴宮にはいくつもの蜂蜜が揃えられていました。
風明は火傷の女:木簡は暗号だった
壬氏が探していた火傷の女は、風明でした。
風明の左腕には包帯が巻かれており、火傷の痕を隠していたのです。
薬液を浸した木簡の事件では、外部と連絡をとるため暗号として使っていました。
さらに、袖の燃えた衣に木簡が包まれおり、女官は腕に火傷を負っている可能性があったのです。
ゴミを焼却する際、衣に包まれた木簡が燃え、炎の色が不気味な色に変わっていました。
そのため、昔火事で死んだ妃の呪いではないかと噂されていました。
しかし、医局から持ち出した粉を水や油などに溶かし色付けすれば、赤や紫、青などの色が作れたのです。
風明の過去:東宮の死因は蜂蜜
阿多は東宮を出産した後、体調がよろしくなかったため、風明が赤子を世話していました。
風明は、蜂蜜に抵抗力の弱い赤子にのみ効く毒が混じっていることを知りませんでした。
滋養に良いと考えて与えた蜂蜜が原因で阿多の子が亡くなるとは思ってもいなかったのです。
風明の実家は養蜂を営んでいましたが、大人が中毒症状を起こす事がなかったため、知識がありませんでした。
阿多の子の死因は不明のまま処理されたのです。
当時医官だった羅門は、出産時の処置と、赤子を死なせるという失態により、肉刑を受け追放されていました。
薬屋のひとりごと:風明と里樹の関係
風明は里樹を恐れ毒殺未遂事件を起こします。水死体の女官は毒殺騒ぎの関係者で自殺しました。
阿多は里樹を可愛がっており、風明は蜂蜜が毒であることを里樹から知らされました。風明は東宮の死因を秘密にしたかったのです。
水死体の女官は自殺:毒殺騒ぎの関係者
水死体の女官は自殺として処理されました。
尚食の下女で、毒殺騒ぎの場所におり、遺書も見つかっていました。
阿多とは顔見知りであり、阿多が濡れ衣を着せられないよう自殺したと考えられます。
水死体は、背の高い女性で、堅い木靴を履いており、脱げた片足には包帯が巻かれていました。
足先は真っ赤で、爪は惨たらしく傷んでおり、塀に登り、堀に身を投げしたのです。
外壁の四隅にある突起を利用すれば、芙蓉妃のように登れるかも知れませんが自殺するにしても一人で登るのは難しそうです。
しかも、纏足が施された足で登るのは難しいとされましたが、手伝った者がいるのかどうかまでは分かりませんでした。
園遊会の食事では、玉葉の皿に毒が混入していました。
毒見役の猫猫は、皿が入れ替わり、毒が混入していたのは里樹の皿であることに気づいたのです。
風明:里樹毒殺未遂事件の犯人
風明は、里樹妃毒殺未遂事件の犯人でした。
犯行におよんだ動機は、阿多の子の死因を秘密にするためです。
里樹は赤子の時、蜂蜜で生死の境を彷徨ったことがあり、乳母や侍女たちから食べるなと言われ続けていたため、蜂蜜が苦手でした。
風明は、蜂蜜に毒があることを里樹妃から知らされたのです。
阿多は里樹を可愛がっていましたが、ある日突然、拒絶されるようになります。風明は、阿多に里樹を近づけないようにしたのです。
先帝が死亡し里樹は出家しましたが、再び帝の妃として現れた里樹を風明は恐れました。
風明は阿多にとって一番大切な赤子を奪いましたが、阿多は風明に子供は天の命に従っただけだと責めませんでした。
阿多は、子供は7つになるまで育つか分からないし、ちょっとした病気で死んでしまうというのです。
風明は、阿多が毎晩泣いていることを知りながら本当のことを言い出せず、16年間苦しみ続けていました。
薬屋のひとりごと:風明の最後は死亡
風明は最後、縛り首にされ処刑されました。
毒殺未遂事件の犯行動機は、阿多が四夫人の座を保つためとして処理されており、風明は秘密を隠し通しました。
風明の最後は死亡:関係者は解雇
里樹妃の毒殺未遂事件は、風明の自首により幕を閉じました。
風明は処刑、最後は縛り首にされ死亡しました。
主の阿多に沙汰はなく、風明の一存で行われたとされたのでした。
一族郎党皆殺しは行われませんでしたが、親族は財産をすべて奪われ、肉刑に処せられました。
風明の実家は手広く商売をやっており、関係者として後宮内には2千人中80人ほどの子女がいました。
そのなかに猫猫も含まれており、解雇されたのです。
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風明の動機:四夫人の座を保つため
里樹妃の毒殺未遂事件の動機は、阿多が四夫人の座を保つためだったとして処理されました。
阿多は四夫人の座を降りることが皇帝により決まっていました。長年の愛着もあることから、離宮に囲われることになったのです。
猫猫は、風明に殺害動機を一つにするよう提案していました。
阿多の子の死因を隠し通すことで、阿多の心痛を増やさないよう懇願していたのです。
風明の極刑は免れませんが、阿多に知られたくない秘密を守り続けることにしました。
まとめ
- 風明は柘榴宮の侍女頭。阿多妃に仕えています。
- 薬液を浸した木簡事件では外部と連絡をとるため、暗号として使いました。
- 風明は蜂蜜に赤子にのみ効く毒があることを知りませんでした。
- 阿多の子の死因は蜂蜜。秘密を隠すため里樹妃毒殺未遂事件を起こしました。
- 風明は自首しており、最後は縛り首にされ処刑されました。
- 里樹妃毒殺未遂事件の動機は、阿多妃が四夫人の座を保つためとして処理されました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ご参考になれば幸いです。