血の女王「エリザベート」は無法都市の「紅の塔」の支配者です。始祖の吸血鬼の女王であり赤き月夜に力が倍増します。千年前の暴走では国を滅ぼしていました。
エリザベートの復活やメアリーとの関係について探っていきます。
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ティザービジュアル解禁
◢#陰の実力者 になりたくて！ 2nd season原作：逢沢大介
キャラクター原案：東西
監督：中西和也
シリーズ構成・脚本：加藤還一
キャラクターデザイン：飯野まこと
アニメーション制作：Nexus
製作：シャドウガーデン🌕https://t.co/adFzwVsGlJ pic.twitter.com/gBy5hECk5g
— 『陰の実力者になりたくて！』公式 (@Shadowgarden_PR) February 22, 2023
陰の実力者になりたくて：血の女王の正体と過去
血の女王の基本情報
| 名前 | 『血の女王』エリザベート |
| 立場 | 無法都市「紅の塔」支配者。 |
| 種族 | 吸血鬼：始祖の女王 |
| 年齢 | 1000歳以上 |
| 性別 | 女性 |
| 特徴 | 深紅の髪と瞳。 |
| 備考 | 安息の地を求めて旅立つ |
血の女王の正体：紅の塔の支配者
無法都市には3本の塔があり、紅の塔を支配しているのは「血の女王」エリザベートです。
血の女王は、千年前に世界の夜を支配していた始祖の吸血鬼たちの女王でした。
当時、エリザベートの他にも「始祖」と呼ばれる吸血鬼が存在しましたが、彼らの弱点が人間に知れ渡り、彼らは獲物となってしまいました。
吸血鬼たちは過去の存在となり、最近の被害はほとんどゼロになりました。
ただし、「紅の塔」がある無法都市だけは、吸血鬼たちの最後の拠点となっていました。
ここでは吸血鬼たちが最後の砦を守っていたのです。
血の女王2番目の配下クリムゾンは、赤き月が深紅に染まる瞬間に女王を蘇らせようと計画していました。
赤き月。その期間は3日間続き、その間夜が絶え間なく広がります。
血の女王の過去：始祖の吸血鬼
かつて、エリザベートは強い力を持っていました。
人々が吸血鬼を狩り立てた時代でも、エリザベートは無駄な犠牲を避けるために適度な狩りにとどまりました。
そして、吸血鬼たちは人間の血を必要としない方法を彼女の下で見出すこととなりました。
始祖の吸血衝動は、通常の吸血鬼に比べて強力でしたが、エリザベートはその苦痛に耐える力を身につけました。
また、彼女の選択を見た従者たちも同様に吸血行為を断つ道を選びました。
血を絶つことで、吸血鬼たちは人間と同じ程度の力を持つようになり、その代償として彼らは太陽の下で生活できるようになったのです。
太陽の光を受けることで、吸血行為の欲望は薄れ、人間と同じように精神的な強さを保つことが可能になりました。
しかし、始祖であるエリザベートだけは変わらぬ力を保持し続け、日光に当たれば肌は焼かれるため、黒い日傘を手放すことは叶いませんでした。
彼女が灰に化することはなかったのは、始祖たちのなかには元々日光への耐性を持っていた者が多かったためです。
エリザベートは、人々と吸血鬼たちが共に幸せに暮らす平和な場所を見つけ出すことを願っていました。
陰の実力者になりたくて：血の女王とメアリーの関係
メアリーの基本情報
| 名前 | メアリー |
| 立場 | 最古のバンパイアハンター。血の女王一番目の配下。 |
| 種族 | 吸血鬼 |
| 年齢 | 1000歳以上 |
| 性別 | 女性 |
| 特徴 | 赤髪。つばの広い帽子。漆黒の衣服。 |
| 声優 | 加隈亜衣(かくまあい) |
◤ 追加キャスト
コメント公開中 ◢🪶メアリー役 #加隈亜衣 さん
最古のヴァンパイアハンター。
「血の女王」エリザベートを討伐するために
無法都市へやってきた。▼2nd season 10月放送開始https://t.co/t5KtAkWYhs
▼最新PVhttps://t.co/eUx371bfJj pic.twitter.com/KAWs1GEH4i
— 『陰の実力者になりたくて！』公式 (@Shadowgarden_PR) June 2, 2023
血の女王の暴走と赤き月夜
血の女王の吸血衝動は、赤き月が昇る日に強まります。
エリザベートは城に閉じこもり、メアリーとクリムゾンが交代で食事を運びつつ、吸血衝動を抑えていました。
しかし、クリムゾンが運んだ食事に人間の血が混ざっており、エリザベートは衝動を抑えられずに暴走してしまいました。
エリザベートとクリムゾンは数時間で多くの人間を食い殺し、仲間たちも戦いで敗北したのです。
ただし、メアリーだけは、死肉の血をすすり生き延びておりエリザベートを止めようとしていました。
エリザベートの暴走は3日間にわたり続き、小さな国は壊滅し、さらに3つの国が壊滅的な被害を受けるという惨劇が広がったのです。
血の女王とメアリーの関係：1番目の配下
メアリーは血の女王1番目の配下でした。
エリザベートは自身の暴走で国を滅ぼしたことを悔いており、再び復活しないように灰を海に捨てるようメアリーに頼んでいました。
エリザベートは自らの心臓に剣を突き刺して灰にすることを望みましたが、剣の位置が僅かにずれて失敗しており、彼女は灰になりませんでした。
エリザベートの心臓は停止したように見えましたが、実際にはまだ生きていたのです。
口に血を含ませれば息を吹き返すでしょうし、逆に剣を押し込めば灰と化すと思われましたが、どちらもメアリーにはできませんでした。
そこで、メアリーは主を永遠の眠りにつかせ、その遺体を棺に納めて永遠に守ることを選択したのです。
陰の実力者になりたくて：血の女王の復活と最後
クリムゾンの基本情報
| 名前 | クリムゾン |
| 立場 | 血の女王の2番目の配下 |
| 種族 | 高等吸血鬼 |
| 年齢 | 1000歳以上 |
| 性別 | 男性 |
| 特徴 | 端正な顔立ち。ワインレッドの髪。 |
血の女王の復活とクリムゾンの陰謀
クリムゾンは血の女王の遺体を使い、再び彼女を復活させる計画を進めていました。
棺のなかには、始祖の心臓が干からびた状態で残されていました。
復活させるには、魔力のある若い男性の生命力が必要だと考えられていました。
クリムゾンは「血の女王」の心臓を贄の心臓に入れて復活を試みました。
復活直後の「血の女王」は危険なため、クリムゾンはその場を離れようとしましたが、シャドウに見つかってしまいます。
クリムゾンは高位の吸血鬼で、再生能力がありましたが、シャドウによって切り刻まれ、再生が間に合わず灰になってしまいます。
その後、贄となった男性の身体から赤い手が現れ、全身を覆い隠し、血しぶきが弾ける中から、全裸の女性が現れました。
メアリーの記憶にある血の女王エリザベートが復活したのです。
血の女王とシャドウの対決
復活したエリザベートはクレアを襲いました。
ベータは、倒れたクレアを抱きかかえるメアリーを庇いながらその場を離れようとしていました。
その際、血の女王の鏃(やじり)に刺され、クレアとベータの身体が黒く変色していました。
クレアは吸血鬼の力を手に入れ進化しており、アウロラの力を借りてシャドウが現れるまでの時間を稼ぎしたのです。
シャドウが現れると、エリザベートは真の力を発揮しています。
始祖と呼ばれる由縁は、血で分身を創り、それを自在に操ることができるためでした。
3人の血の女王とシャドウの戦いは、シャドウの「リカバリーアトミック」によって戦闘は終わり、周囲の者たちの怪我は癒やされていました。
血の女王の最後と安息地への旅
ベータは血の女王の血を回収し、吸血鬼の力を得ていました。
彼女はボディスーツに付着した自分の血に意識を集中させ、浮遊させており、血を操作して飛ばし、部下を起こすことができました。
ただし、クレアの腕に刻まれた魔法陣のようなものはないようでした。
クレアとメアリーも目覚め、瓦礫のなかから深紅の髪の美しい女性が現れました。
血の女王は生きており、メアリーと共に安息の地を見つける旅に出たのです。
まとめ
- 血の女王「エリザベート」は無法都市にある紅の塔を支配している。
- 千年前、エリザベートは始祖の吸血鬼たちの女王であり、世界の夜を支配していた。
- 血の女王の配下であるクリムゾンは、赤き月夜に女王を復活させる計画を立てていた。
- 赤き月は3日間続き、その間夜が絶え間なく広がる特異な現象。
- 吸血鬼たちの弱点は、①心臓を破壊されれば死亡。②吸血行為を行わなければ力が維持できない。➂陽の光に当たると灰と化す。
- 始祖たちの吸血衝動は強力であったが、エリザベートはその苦痛に耐える方法を見つけ、従者たちも吸血行為を断つ道を選んだ。
- 吸血鬼たちが血を絶つことで人間と同じ力を持ち、太陽の光に耐えられるようになった。
- エリザベートは日光に弱かったが、始祖のなかには元々耐性を持つ者もいた。
- エリザベートは人々と吸血鬼たちが共に幸せに暮らす場所を願っていた。
- 血の女王の吸血衝動は赤き月が昇る日に増幅し、人間の血が混ざった食事を食べ暴走。
- エリザベートとクリムゾンは数時間で多くの人間を食い殺し、仲間たちも戦いで敗北した。
- エリザベートは暴走したことを悔い、再び復活しないように灰を海に捨てるようメアリーに頼んだ。
- メアリーはエリザベートの遺体を永遠の眠りにつかせ、彼女を守るために棺に納めることを選択した。
- エリザベートはクリムゾンにより復活するが、シャドウの「リカバリーアトミック」によって戦闘が終結した。
- 血の女王は生きており、メアリーと共に安息の地を見つけるための旅に出た。
最後まで読んでいただきありがとうございました！
ご参考になれば幸いです。