玉葉は赤髪と翡翠の瞳を持つ上級妃であり翡翠宮に居住しています。鈴麗公主と東宮を出産し正室になりました。玉袁の六女として育ちましたが、父親と血の繋がりはありませんでした。
玉葉の強さは相手を否定しないことです。笑うことを仕事にし籠絡する特技を持っています。また、壬氏との関係についても見ていきましょう。
『#薬屋のひとりごと』
キャラクター新ビジュアル公開!玉葉妃
最も皇帝の寵愛を受けていると言われる
上級妃・四夫人の一人。
ある事件をきっかけに猫猫を侍女に迎える。https://t.co/FYoqc0dMDL pic.twitter.com/WjJa8b5Jqu— 『薬屋のひとりごと』アニメ公式 (@kusuriya_PR) August 11, 2023
薬屋のひとりごと:玉葉の正体と過去
玉葉の基本情報
名前 | 玉葉(ギョクヨウ) |
立場 | 皇帝の妃→后。貴妃。玉袁の娘。上級妃。胡姫(女の子)。寵妃(特別な寵愛を受けている)。 |
出身 | 西都 |
年齢 | 19歳→23歳。 |
性別 | 女性 |
特徴 | 赤髪。翡翠の瞳。 |
住居 | 翡翠宮→宮殿へ |
子供 | 鈴麗(リンリー)公主(姫)。東宮(皇太子) |
特技 | 籠絡:笑顔で微笑み思い通りに操る。 |
侍女 | 紅娘、桜花、貴園、愛藍。白羽、黒羽、赤羽。 |
声優 | 種﨑敦美(たねざきあつみ) |
玉葉の正体:皇帝の寵妃
玉葉は西都出身であり、母親譲りの赤毛と碧い眼を持っています。
とても聡明な女性であり、性格は明るく穏やかで人当たりがよいのが特徴的です。
『貴妃』の位を持つ四夫人の一人であり、正一品として数えられていました。
寵妃として知られており、皇帝からは可愛がられ、鈴麗(リンリー)公主(姫)を出産しました。
これまで何度も暗殺未遂事件が起きており、当初は10人ほどいた侍女も4人にまで減っていました。
玉葉は後宮で、翡翠宮に住まいを得ており、用心深く過ごしていました。
※正一品とは『淑妃』『貴妃』『賢妃』『徳妃』の冠を持つ四夫人を合わせた総称です。
玉葉:猫猫に装飾品を与える
おしろいが毒であると知らせを受けた玉葉は、猫猫を侍女へと引き上げました。
そして、猫猫を毒見役に抜擢していました。園遊会では、猫猫に玉葉の印(持ち物)である装飾品(翡翠の首飾り)を与えました。
玉葉は、好奇心の強い猫猫の薬師としての知識を買っており、自分だけの侍女として猫猫を囲い込みたかったのです。
猫猫は、風明による里樹暗殺未遂事件で関係者の一人として浮上し、解雇され再雇用されました。
侍女でなくなった猫猫のことを、玉葉は諦めきれないようでした。
玉葉の懐妊と出産:逆子
後宮教室では、猫猫による講義が行われました。
妃を集め知識として、妓楼の秘術を教えており、玉葉は「まんねり離脱」できると喜びはしゃいでいました。
その後、玉葉は皇帝に試したと思われ、第二子を身ごもり出産しました。
妊娠初期には逆子であり心配されましたが、猫猫のお灸が効いたようでした。
壬氏が皇弟として子昌の砦に向う際には、東宮(皇子)が無事に産まれたことが知らされています。
玉葉は東宮を出産したのち、妃から后へとなっており、皇太后の住まう宮殿へ移動しました。
二人の子供たちも健やかに成長しています。
玉葉の過去:母は踊り子
玉葉の母親は元踊り子です。
父の玉袁には13人の子供がおり、玉葉はその末子、六女として育ちました。
玉袁はたくさんの妻を娶りましたが、種無しであったため、どの妻とも子供ができず血の繋がりはありませんでした。
玉袁は、玉鶯の母を正妻として扱い、玉葉の母はその他の妻たちと同じでした。
玉葉の母を娶り妻にしたのは、子供を身ごもった賢い女性であったからと語っています。
また、玉葉は幼い頃から、皇帝の妃になるための英才教育を受けていました。
先帝に嫁がせなかったのも、時間をかけて教養を身に付けさせるためだったと考えられます。
玉葉の父については今のところ分かっていません。
しかし、殺害された拓跋が持っていた戌一族の戸籍に父親に関する情報が載っており、雀が回収しました。
戌一族の戸籍は、帝の元へ渡り処分されたと思われます。
薬屋のひとりごと:玉葉の強さと壬氏の関係
玉葉の強さは相手を否定せず笑顔で包み込み籠絡することでした。また、壬氏は焼印を押し玉葉の敵にならないと誓いました。
玉葉の強さ:特技は籠絡
玉葉の強さは相手を否定しないことです。
笑うことを武器にしており、玉葉は後宮内の勢力図をどんどん書き換えていました。
後宮では、頻繁に茶会を開かれており、中級妃や下級妃を派閥に引き入れていました。
玉葉は父の玉袁から、籠絡の特技を見出されており、異国人を良き隣人にしろと言われて育ちました。
玉葉は笑うことを仕事にし、どんなときでも笑みを絶やさないようにしてきました。
そして、西から玉鶯の姪である「雅琴(ヤーチン)」が送り込まれた時にもその力は発揮されました。
玉葉は、とげや針さえも真綿のような笑顔で、柔らかく包み込み思い通りに操るのです。
玉鶯は後宮へ養女を送り込み、妃にしようとしましたが、玉葉のほうが一枚上手であり、雅琴は侍女になることに決定しました。
玉葉の巧妙な誑かしぶりは、後宮では有名らしく、壬氏もよく知るところでした。
玉葉と壬氏の関係:焼印は誓いの証
壬氏は自身の腹に、奴隷と同じように玉葉の紋を焼き付けました。
焼印は、壬氏のわき腹の下、骨盤の上あたりに押し付けられ跡が残りました。
そして、壬氏は玉葉が侍女として狙っていた猫猫を諦めるよう促しました。
体に痕が残ってしまう以上、よほど信用できる者でなければ妻にできないというのです。
この焼印は水連が用意しており、壬氏が玉葉と敵対する意志がないことを示すためのものでした。
壬氏は、ずっと皇族を辞めたいと思っており、帝位に興味がありませんでした。
しかし、壬氏が皇族辞めると言ったところで、皇帝に聞き届けられるはずもないと思われるのです。
このとき玉葉は、壬氏の本命が猫猫であることを知り、猫猫にも半分責任があると言っていました。
壬氏は玉葉に逆らわないと誓っていますから、争いの種は一つ消えたのかなあと思っています。
まとめ
- 玉葉は皇帝の寵妃として知られる上級妃であり、翡翠宮に居住しています。
- 猫猫を侍女にしており、園遊会では翡翠の首飾りを印として与えました。
- 後宮教室では猫猫から妓楼の秘術を教わり皇帝と試したと思われます。
- 玉葉は東宮(皇子)を授かり出産しており、妃から后になりました。
- 玉葉は玉袁の六女ですが、父親と血の繋がりはありませんでした。
- 玉葉の母親は元踊り子であり、玉袁は子を身籠った女性を妻にしたのです。
- 玉葉は玉袁から籠絡の特技を見出されており、笑うことを仕事にしてきました。
- 玉葉の強さは相手を否定せず、とげや針さえも笑顔で包み込み操ることです。
- 壬氏は玉葉の紋入りの焼印を刻んでおり、逆らわないと誓いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ご参考になれば幸いです。