天才王子の赤字国家再生術~そうだ売国しよう~の登場人物である、ハガルの紹介をします。
ハガル将軍は、ナトラ王国に長年仕えています。ウェインの計略で反乱分子をあぶり出すため不仲説が噂になり溝が生じたのかや、ハガルの真意についても見ていきます。
今夜放送!TVアニメ『天才王子の赤字国家再生術』
第1話「そうだ、国を売ってトンズラしよう」💰
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オンエアをお楽しみに!1月11日(火)より放送開始📺
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そうだ売国しよう:ウェインの計略がハガルとの溝に
ウェインの計略から見ていきましょう!
ウェインの計略で不仲説が噂に?
ウェインは、ハガルを餌にして国内の反抗勢力を釣り上げるため、故意に仲違いの噂を流しています。
やがて、ハガル将軍がウェインの勘気に触れ、両者の間に溝ができているという噂が流れ始めます。
ウェインに反旗を翻そうと接触する者が現れた時に主導権を握り、反乱分子を一網打尽にする計画です。
先の巡察の際、ハガルに密かに持ちかけた計画ですが、長期化すればハガル将軍の名誉を傷つけることにもなりかねません。
ハガルとウェインは事前に話し合っていますが、この作戦で嫌気が差したハガルが、本当に反乱を起こしてしまう可能性もあります。
ハガル将軍
ハガル将軍は高齢で、ウェインやフラーニャにとっては祖父のような存在です。
ナトラ王国には長年仕えており、能力や戦績もあり軍部を率いています。
ハガルは、生まれながらに罪を背負わされ、主君を捨てて逃げた臆病者の子と蔑まれる日々を過ごしました。
しかし、いつか認められたいと戦い続け、将軍として活躍するようになり名誉を手に入れるのですが、主君にあらぬ罪を着せられ名誉を奪われています。
ハガルは生国を飛び出し、30年前にたどり着いた先がナトラでした。
王からは、いつかその能力が必要になる機会が巡るときまで牙を研ぎ続けるのだと言われ、30年が経ちました。
大陸の情勢が変動し、才気あふれるウェイン王太子が現れ、ついに機会が訪れます。
喜びに打ち震えながら手を伸ばそうとして、年老いた事に気づきました。すべては手遅れだったのだと…。
アビスの目的
アビスは商人です。ウェインを生かしておくのは危険であるため、主君カルドメリアのためにカバリヌから逃げてきたウェインを殺害するのが目的でした。
この計画では、ウェインに対して不満を持つ諸侯を渡りに付け密かに支援、タイミングを見て一斉に動かすため、資金と時間をかけています。
第一目的はウェインの殺害で、次善策はハガルの殺害ないし社会的追放でした。
ウェインの殺害には失敗、ハガルは反乱の首謀者となった以上、極刑は免れません。
ハガルが居なくなることで、ナトラの軍事力を大きく低下させるのが目的でした。その後、ハガルは処刑されたと報せが国中に広がります。
そうだ売国しよう:ハガルの裏切りや真意は?
ハガルの裏切りについて見ていきましょう!
ハガルの裏切りは苦渋の決断
アビスはナトラ国内の反乱分子に接触し、秘密裏に反乱をあおっています。
そしてハガルと接触したアビスは、ハガルの生国における名誉を回復し、将軍として迎えると約束します。
ハガルは反乱の旗頭として使えると考えたアビスは、反乱分子をハガルの元へ集結させます。
ウェインが不在のなか、周囲を反乱軍で固められたハガルは、苦渋の決断で反乱軍の首謀者となり手綱を握ることにしました。
ハガルは、ウェインを本国へ帰還させることを第一に考え、兵を少なくしたり、あえて指揮権をまとめないなどの工作をしました。
ウェインも、反乱軍のバラバラな動きから、ハガルの裏切りは本心ではないと確信します。
この戦いは、ウェインの奇襲により反乱軍の士気は崩壊し、逃げるか降伏するものが続出し、最後に残ったハガルも降参しています。
ハガルはすべて必要だと考えてしたこと、悔いはないと捕縛されると、残された反乱軍も降伏を選び、再び戦闘が発生することはありませんでした。
ハガルの真意
ハガルの起こした反乱が終結、ハガルは反逆者として死亡した事にし、名誉や地位をすべて失います。
この作戦は、名誉を重んじる国の生まれであるハガル自ら申し出たもので、この後の戦争で、カバリヌ軍に不意打ちを仕掛けるためでした。ハガルの覚悟にはウェインも応えるほかありませんでした。
ハガルは高齢ですので、カバリヌでの戦争でルベールを討ち取った後、引退も覚悟していました。
しかし、ウェインに年齢は関係ないと言われ、ウェイン殿下の王道の一助になるべく仕えることを決意しています。
まとめ
- ウェインの計略で噂を流しましたが、ハガルとの溝はなかったようです。
- ハガルは、苦渋の選択を迫られ反乱軍を指揮しますが、被害は最小限に止めています。
- 反乱をあおっていたのはアビスでしたが、計画は失敗に終わります。
- ハガルは本心から裏切ったのではありませんでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ご参考になれば幸いです。