はたらく魔王さまの登場人物、イグノラの正体は、他の星からやってきた人間です。
イグノラはセフィロトの樹を管理し、完璧な世界を創り出すためにエンテ・イスラの天使たちを統べる神となりました。 ここでは、神討ちの戦いのその後についてご紹介いたします。
はたらく魔王さま:イグノラの正体は人間であり神
イグノラの基本情報
名前 | イグノラ |
性別 | 女性 |
身重 | 150cmくらい |
正体 | 人間・統括室長 |
立場 | 大天使を統括する神 |
居住 | 研究基地、天界 |
母船 | アル・ア・リジェ「希望の船」 |
備考 | サタナエルの妻、ルシフェルの母 |
【天使たちの過去】
ガラッと雰囲気が変わって驚かれた読者の方も多いのではないかと思います。
頂いた指定をもとに、60年代頃の海外ブランドの写真なども参考にして服装の方向性を定めました。それにしてもアフロのラグエルがめちゃくちゃ馴染んでいます。 pic.twitter.com/pHhf14eUAa— 柊暁生㊗はたらく魔王さま2期✨7月放送! (@102_55) April 27, 2021
イグノラの正体は人間:異星からの来訪者
イグノラの正体は、1万年前、異星からやってきた人間です。
イグノラは研究基地「アル・ア・リジェ(希望の船)」の統括室長をしており、副室長のサタナエルとの間にはルシフェルという子が生まれました。
最初の目的は、伝染病に苦しむ故郷の人々を救うための治療法を開発することでした。
セフィロトの樹を発見し、その研究を重ねる中で、不老不死の特効薬を開発してしまいました。しかし、この劇薬を巡る戦争が勃発し、故郷は消滅しセフィロトの樹も枯れ果ててしまいました。
そんななか、彼らはエンテ・イスラという星に辿り着きました。
この偶然見つけた星には、豊かな自然環境と原始的な社会があり、何よりセフィロトの樹が存在していました。
イグノラたちはこの星を第二の故郷とし、乗員5000人全員が不老不死の施術を受け、銀色の髪と天使のような姿になりました。
イグノラ:神となり天使たちを統べる
イグノラは天使たちのリーダーであり、神のような存在です。
研究者たちは、セフィロトの樹を解析し、星を巡る生命エネルギーを手に入れました。
セフィロトの樹からは陽のエネルギー「聖法気」が抽出され、一方で陰のエネルギー「魔力」が放出された結果、悪魔が生まれました。
エネルギーコントロールについて意見が対立し、イグノラ派とサタナエル派に分裂しました。
武力衝突が勃発し、少数派のサタナエル派は敗れ、変わり果てた人類と共に去っていきました。
数千年が経ち、わかったことは、不老不死は長命であるが若返りはしないということです。喜びや感謝の気持ちから生まれる聖法気は必要な量を満たさず、その補完のために大法神教会が生まれました。
ガブリエルたちは天使となり、イグノラは神の存在となりました。
人々の信仰心が聖法気を生み出し、それを利用した現象は「法術」と呼ばれました。
一方、サタナエルは大魔王と呼ばれ、彼が引き起こした反乱は大災厄とされました。
イグノラの目的:完璧な世界を築き支配すること
神となったイグノラは、完璧な世界を実現することを目指しています。
エンテ・イスラ全土を監視しながら、セフィロトを管理し、滅びない星と人類を創造することが目標でした。
イグノラは天使たちを上位存在として示し、エンテ・イスラの人々を支配するために戦いました。
そのためには、セフィロトの樹に認められる必要がありました。
大法神教会の基盤を築き、世界に軌跡と神秘を広めることもそのための一環でした。なぜなら、人々に「超常的な助け」がもたらされなければ、神の存在は否定されてしまうからです。
しかし、セフィロトたちが選んだのはルシフェルの姿を持つダァト(ウツシハラ)でした。これにより、イグノラたちの主張が正しいことが示されたのです。
ルシフェルの姿をしたウツシハラは、千穂ちゃんの指輪イェソドの欠片から生まれた存在です。
イグノラ:最終巻の挿絵で登場したイグノラさんです。ちゃんとしていた頃(?)はどんな感じの人だったのかな…というのに頭を悩ませました。 pic.twitter.com/eYLg8u92gw
— 柊暁生㊗はたらく魔王さま2期✨7月放送! (@102_55) April 27, 2021
イグノラの最後:神討ちの戦いのその後は
神討ちの戦いでは、天界にいた多くの天使たちはイグノラによって封印され、眠りにつかされていました。
セフィロトの樹の周りにある祠を壊し、セフィラを解放すると、カマエルの率いる天兵が現れ、芦屋がそれに立ち向かいます。
イグノラの元まで進むと、ついにカマエルが現れますが、彼はマルクトと融合しており、非常に強力でした。真奥が彼と対峙していましたが、最終的に力を奪ったのはエミリアでした。
カマエルとの戦いでは、エミリアの聖剣と融合したアラス・ラムスがニュクスを引き込み、それにウツシハラの力が加わります。
エミリアの聖剣に3人の力が集まり、光の剣へと変化します。その光の剣をカマエルの鎧に突き立てると、彼の全身から白い光が放たれました。
カマエルは力を失いますが、不老不死の力まで消え去ったかどうかは確認されませんでした。
その後、聖剣の切っ先がイグノラの喉元に向けられますが、真奥と芦屋によって止められます。
この機構の詳細はイグノラしか知らず、力を奪うことは得策ではないと判断されたからです。
天使の長寿の存在であるサンダルフォンはセフィロトの人柱とされています。天兵たちだけでなく、彼が選ばれる日のために眠りについている者たちも、解放することはイグノラにしかできません。
イグノラは魔王城の鈴乃の部屋に入居させられ、真奥、ガブリエル、天袮、ライラというローテーションで管理されることになりました。
まとめ
- イグノラは1万年前に異星からやってきた人間です。
- 研究基地「アル・ア・リジェ(希望の船)」の統括室長であり、サタナエルとの間に子供のルシフェルがいました。
- セフィロトの樹を発見し、不老不死の特効薬を開発しましたが、戦争が勃発し故郷とセフィロトの樹は失われました。
- エンテ・イスラに辿り着いたイグノラたちは、セフィロトの樹を発見し不老不死の施術を受けました。
- セフィロトの樹からは陽のエネルギー「聖法気」が抽出され、陰のエネルギー「魔力」が放出され「悪魔」が生まれました。
- 大法神教会が生まれ、信仰心から生まれる聖法気が重要となり、イグノラは神の存在となりました。
- サタナエルは大魔王と呼ばれ、引き起こした反乱は大災厄とされました。
- ウツシハラは千穂ちゃんの指輪イェソドの欠片から生まれた存在です。
- セフィロトの人柱とされた者を解放することはイグノラにしかできません。
- イグノラは魔王城の鈴乃の部屋に入居させられ、真奥、ガブリエル、天袮、ライラというローテーションで管理されることになりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ご参考になれば幸いです。