「イグノラ」は「はたらく魔王さま」の登場人物です。
異星から来た人間。天使のリーダー神になり、完璧な世界の実現を目指します。神討ちの戦いやその後についても紹介します。
イグノラ:最終巻の挿絵で登場したイグノラさんです。ちゃんとしていた頃(?)はどんな感じの人だったのかな…というのに頭を悩ませました。 pic.twitter.com/eYLg8u92gw
— 柊暁生㊗はたらく魔王さま2期✨7月放送! (@102_55) April 27, 2021
はたらく魔王さま:イグノラの正体は人間だった
イグノラの基本情報
名前 | イグノラ |
性別 | 女性 |
身重 | 150cmくらい |
正体 | 人間。統括室長。 |
立場 | 大天使を統括する神 |
居住 | 研究基地。天界。 |
母船 | アル・ア・リジェ「希望の船」 |
備考 | サタナエルの妻。ルシフェルの母。 |
イグノラの正体は人間:1万年前に異星から来た
イグノラの正体は人間です。
1万年前、イグノラは伝染病に苦しんでいる故郷の人々を救うため、異星から来ました。
研究基地(母船)「アル・ア・リジェ(希望の船)」の統括室長はイグノラ、副室長はサタナエルです。二人の間に生まれたのがルシフェルでした。
イグノラたちは、セフィロトの樹を発見します。
伝染病の治療法を開発する中で偶然、不老不死の特効薬が出来ます。この薬をめぐる争いが起き、故郷は消えて無くなりセフィロトの樹も枯れたのです。
そんなとき、たどり着いたのが「エンテ・イスラ」でした。セフィロトの樹が存在するこの星には、豊かな自然と未発達な人類が住んでいました。
イグノラたちは「エンテ・イスラ」を第二の故郷にします。不老不死の施術を受けた総員5000名は、銀色の髪をした天使の姿になりました。
悪魔が生まれた理由:エネルギーコントロール
悪魔が生まれたのは、エネルギーコントロールが原因です。
研究者たちは、セフィロトの樹を解析する中で、星を巡る生命エネルギーを手に入れます。
「陽のエネルギー(聖法気)」がセフィロトの樹から抽出されます。その一方で「陰のエネルギー(魔力)」が放出された結果、悪魔が生まれました。
このエネルギーコントロールについて意見が対立し、イグノラ派とサタナエル派に分かれます。
武力衝突による争いが起き、少数派だったサタナエル派は敗れます。サタナエルは、変わり果てた人類と共に去って行ったのです。
はたらく魔王さま:イグノラの目的は完璧な世界なのか
イグノラは天使のリーダー「神」になり、完璧な世界を作ろうとしていました。
イグノラは神:天使のリーダーになる
ガブリエルたちは天使になり、イグノラは天使のリーダー「神」になります。
数千年が過ぎるころ、不老不死では若返らず長生きするだけと分かりました。
喜びや感謝の気持ちから生まれる聖法気は、必要な量が確保できず、大法神教会が生まれます。
そして、ガブリエルたちは天使になり、イグノラは神になったのです。
一方、サタナエルは大魔王と呼ばれ、引き起こした反乱は大災厄とされました。
【天使たちの過去】
ガラッと雰囲気が変わって驚かれた読者の方も多いのではないかと思います。
頂いた指定をもとに、60年代頃の海外ブランドの写真なども参考にして服装の方向性を定めました。それにしてもアフロのラグエルがめちゃくちゃ馴染んでいます。 pic.twitter.com/pHhf14eUAa— 柊暁生㊗はたらく魔王さま2期✨7月放送! (@102_55) April 27, 2021
イグノラの目的:完璧な世界を作ろうとしていた
イグノラは神になり、完璧な世界の実現を目指します。
「エンテ・イスラ」全土を監視しながら、セフィロトを管理。滅びない星と人類を作り出そうとしていました。
イグノラは天使たちを神に近い存在とし、「エンテ・イスラ」の人々を支配するには、セフィロトの樹に認められる必要があります。
イグノラは大法神教会を作り出しますが、人々に「超常的な助け」がなければ、神は否定されるのです。
そこでセフィロトたちが選んだのは、ルシフェルの姿を持つダァト(ウツシハラ)でした。
ダァトが選ばれ、イグノラたちの意見は正しいと分かります。
千穂ちゃんの指輪(イェソドの欠片)から生まれたのが、ルシフェルの姿を持つダァト(ウツシハラ)でした。
はたらく魔王さま:神討ちの戦いとその後について
神討ちの戦いでカマエルは力を失いました。イグノラはその後、魔王城で管理されています。
神討ちの戦いでカマエルは力を失う
神討ちの戦いでは、イグノラのところに行くと、マルクトと融合したカマエルが現れます。カマエルと魔王が戦いますが、最終的に力を奪ったのはエミリアでした。
天界にいた多くの天使たちは、イグノラに封印され眠りについていました。
セフィロトの樹の周りにある祠を壊すと、セフィラが解放され天兵を引き連れたカマエルが現れます。芦屋が天兵に立ち向かいます。
カマエルとの戦いで、エミリアの聖剣と融合したアラス・ラムスがニュクスを引き込みます。
そこにウツシハラの力が加わり、エミリアの聖剣には3人の力が集まり、光の剣へと変化しました。
カマエルの鎧に光の剣を突き立てると、全身から白い光が放たれ力を失います。
イグノラはその後魔王城で管理される
イグノラはその後、魔王城で管理されます。
力を奪わなかったのは、この機構の詳細をイグノラしか知らないからです。
イグノラの喉元には聖剣が向けられましたが、真奥と芦屋が止めていました。
セフィロトの人柱にされているサンダルフォン(長寿の天使)や天兵・天使たちなど、眠りについている者たちの解放はイグノラにしかできません。
鈴乃の部屋に入居したイグノラは、真奥・ガブリエル・天袮・ライラというローテーションで管理されています。
まとめ
- イグノラの正体は人間。1万年前、異星から来ました。
- イグノラは、研究基地「アル・ア・リジェ(希望の船)」の統括室長。
- 悪魔が生まれたのは、エネルギーコントロールが原因です。
- イグノラは天使のリーダー「神」になります。
- イグノラは神になり、完璧な世界の実現を目指します。
- 神討ちの戦いでカマエルは力を失いました。
- イグノラはその後、魔王城の鈴乃の部屋に入居し管理されます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ご参考になれば幸いです。