アンゲリカとエックハルトは「本好きの下剋上」の登場人物です。
アンゲリカはローゼマインの護衛騎士。エックハルトはフェルディナンドに付き添う騎士です。二人の関係やその後の結婚についても紹介します。
『本好きの下剋上』公式コミックアンソロジー第4巻発売おめでとうございます。
私も8ページ漫画を描かせていただきました。
こんなシーンはありませんが、アンゲリカが活躍するお話でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。#本好きの下剋上 pic.twitter.com/wuGvQizN36— 武川 慎 (@takekawasin) March 15, 2020
本好きの下剋上:アンゲリカとエックハルトの関係
アンゲリカとエックハルトは、卒業式前に婚約します。
アンゲリカが結婚相手に求める条件は、自分より強い男。エックハルトは、恋愛や結婚には興味がありませんでした。
アンゲリカとエックハルトの関係:婚約者
アンゲリカとエックハルトは、卒業式前に婚約しました。
卒業式の日、アンゲリカはエックハルトにエスコートされています。エックハルトとの婚約は、アンゲリカの祖父ボニファティウスが決めました。
アンゲリカは、中級貴族の出身。ボニファティウスの弟子です。領主一族に仲間入りします。
アンゲリカはもともと、素直で心優しい性格ですが、社交界で主導権を握るようなタイプではありません。
そこで祖父ボニファティウスは、第一夫人ではなく、第二夫人のほうが幸せだと考えました。
ボニファティウスの孫、トラウゴットやランプレヒト・コルネリウスなどのなかから最終的に選ばれたのがエックハルトです。
アンゲリカはエックハルトを尊敬していましたし、エックハルトは妻を亡くし寂しそうでしたからちょうどよい相手でした。
アンゲリカが結婚相手に求める条件:自分より強い男
アンゲリカが結婚相手に求める条件は、自分より強い男です。
エックハルトに対するアンゲリカの態度は冷ややかでした。アンゲリカは、ローゼマインへの忠誠心が強すぎるため、結婚よりもローゼマインを優先してしまいます。
アンゲリカは、ローゼマインの護衛騎士のなかでもとくに優秀。アンゲリカが強くなれたのは、ローゼマインに認められたからです。
アンゲリカはもともと、側仕えに向いておらず、ほかの一族から無視されていました。
祖父ボニファティウスの厳しい訓練に耐えたのは、ローゼマイン「主人」のために強くなろうと、アンゲリカが努力したからです。
アンゲリカは、卒業式のエスコートをエックハルトではなく、本当は師匠ボニファティウスに任せたかったのです。
ボニファティウスが選んだエックハルトに文句はないと話していますが、冷たすぎる気もします。
エックハルトの結婚:恋愛には興味がない
エックハルトは、フェルディナンド(神官長)に忠実な騎士です。
フェルディナンドが結婚するまでは、結婚を待つという考えもブレませんでした。
エックハルトはもともと恋愛に興味がありませんでした。しかし、アンゲリカと結婚すれば母親から口うるさく言われないと考えたのです。
エックハルトは過去に、かつて愛した妻と子を毒殺されており、心に深い傷が残っていました。結婚への恐怖が強かったのです。
アンゲリカは、恋愛や結婚には興味がありませんでした。アンゲリカが相手なら、エックハルトは自身の自由を奪われず、両親も安心させられると考えたのです。
エックハルトとアンゲリカの婚約は、お互いに都合が良かったのです。
本好きの下剋上:アンゲリカとエックハルトはその後結婚する?
フェルディナンドがアーレンスバッハへいくとき、アンゲリカとエックハルトの婚約が解消されます。
その後、二人の主が結婚し、アンゲリカとエックハルトも結婚します。
リク絵 「レスティラウト」「エックハルト」#本好きの下剋上 pic.twitter.com/gt9onctD9U
— 扇 43 / (@ougi43) June 10, 2020
アンゲリカとエックハルト:婚約解消の理由
フェルディナンドがアーレンスバッハへいくとき、エックハルトとアンゲリカの婚約が解消されます。
エックハルトとアンゲリカの生き方は、同じ。二人とも自分たちよりも主を上に置いていました。
アンゲリカは、ローゼマインと離れて生きることは考えられないとエックハルトに伝えました。アンゲリカにとって、ローゼマインと一緒にいるのが何よりも優先だったのです。
ローゼマインとフェルディナンドが、一緒に歩む道を選べば、エックハルトとアンゲリカの結婚が実現します。
アンゲリカとエックハルト:その後結婚する
アンゲリカとエックハルトは、二次小説で結婚しています。
フェルディナンドとローゼマインは、ローゼマインが成人を迎えたあと、領主会議で結婚しました。アンゲリカとエックハルトもそのご結婚したと思われます。
アンゲリカは、エックハルトのマントにひと針ひと針願いを込めて刺繍しています。
ローゼマインが刺した、フェルディナンドのマントの刺繍よりも控えめにしたという、アンゲリカの刺繍は素晴らしい出来です。
アンゲリカが守るのは、主のローゼマイン。せめてマントでエックハルト様をお守りしたいと気持ちをこめました。
エックハルトはそのマントを大事になでて幸せそうでした。
まとめ
- アンゲリカの婚約が決まったのは、卒業式の前です。
- アンゲリカが結婚相手に求める条件は、自分より強い男です。
- エックハルトは、恋愛や結婚には興味がありませんでした。
- フェルディナンドがアーレンスバッハへいくとき、アンゲリカとエックハルトは婚約解消します。
- 婚約を解消したのは、自分より主を上に置いているから。
- 二人の主が結婚し、アンゲリカとエックハルトも結婚します。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ご参考になれば幸いです。