セトは「贄姫と獣の王」の登場人物です。
オズマルゴ王国の法官。先代王の側室の子供。レオンハート王の秘密を暴き王座を手に入れようとします。カベルとの関係や最後は死亡するかについても紹介します。
TVアニメ『贄姫と獣の王』
第6話より新キャラクターが登場!■━━━━━━━━■
📚セト📚
CV: #鳥海浩輔
■━━━━━━━━■「オズマルゴ」で法官を務める魔族。ツチブタのような見た目で、エジプト神話のセト神に似た姿をしている。
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贄姫と獣の王:セトの正体と目的について
セトは、オズマルゴ王国の法官。先代王の側室の子です。禁術を使って、レオンハート王の秘密を暴き、王座を手に入れようとします。
セトの正体はオズマルゴ王国の法官だった
セトは、オズマルゴ王国の法官。先代王の側室の子です。
王族しか入れない禁書庫の近くにいるところをアヌビスに見られています。
セトは先代王の側室が生んだ子供でした。出生には神官が立ち会っており、王族と同じようにセトの記録も残されています。
先代王の側室だった母親から、セトは王族の血を引いていると聞かされ育ちました。
セトが表舞台には立てなかったのは、獣王族ではなく母方の種族が優性となったからだと母から聞かされていました。
セトの目的:王の秘密を暴き王座を手に入れる
セトが禁術を使ったのは、レオンハート王の秘密を知るためです。
禁術を使って天啓の夜と同じ状況を再現し、国を覆う瘴気(魔力)を晴らしました。すると、レオンハートは魔族の姿を保てず、人間の姿になります。
先代王と王妃には人間族と交流した記録がないため、レオンハートは正当な王族ではなく偽りの王であるとセトは主張しました。
セトは、先代王の血を引く自分こそが王にふさわしいと王座を手に入れようとします。
国王代理となったセトは、レオンハートを重罪人とし、逃亡を助けたサリフィとともに捕まえるよう命じました。
贄姫と獣の王:セトとカベルの関係について
セトは、王族の血を引いていません。先代王の側室の母と別の男性の間にできた子供です。出生を証明した元神官長カベルは、行方不明でした。
セトは先代王の血を引く王族なの?
セトは、先代王の子供ではありません。
側室だった母親は、別の男性との間にできた子供を、先代王の子供だと嘘をつき生んでいました。
セトが先代王の子供として認められると、母親は我が子を先代王の正当な血統を引く王位継承者であると思い込みます。
子供ができない体質だった先代王は、弟の子供を我が子として王位につけました。
セトの出生に立ち会った元神官長は、行方不明になっています。
カベルはセトの出生を証明した神官だった
セトの出生に立ち会い、認定の印を押したのは元神官長のカベルです。
カベルは、魔族の国では王の次に偉大な地位にあります。
先代王の秘密(子供ができない体質だった)を守るため、カベルはセトの出生を偽り認定しました。
その秘密を守るため、
カベルは自ら口を閉じ生きる屍になりました。
サリフィは王宮の地下で、化け物姿になったカベルを見つけます。カベルは、王位を狙うものから王を救うためサリフィに石を託しました。
するとカベルは不死の呪いから解き放たれ、成仏したのです。
カベルがサリフィに託した石には、王の窮地を救うための鍵が隠されていました。
贄姫と獣の王:セト・最後は死亡するのか
セトは最後、禁術に体が耐えきれず死亡します。
禁術には膨大な魔力を使うため、王族級の魔力が必要です。
セトは魔術者の血を媒体にした、固定式の魔術陣を使っていました。
しかし、アミトは瘴気を元に戻すため、セトの術を自身の血で上書きします。瘴気を取り戻したレオンハートは魔族の姿に戻りました。
禁術が解除されたあと、サリフィが持ち帰ったカベルの石により、先代王の真実が知らされます。
セトは、これまで信じていたものが偽りであると知ります。最後は母と過ごした日々を思い出し死亡したのです。
王族にしか発動できない術だと思っていたセトは、命を落としました。
まとめ
- セトは、オズマルゴ王国の法官。先代王の側室の子供です。
- 禁術を使って、レオンハート王の秘密を暴き、王座を手に入れようとします。
- セトは、先代王の側室の母と別の男性の間にできた子供でした。
- セトの出生を証明した元神官長カベルは、行方不明でした。
- カベルは、先代王の秘密を守るため、自ら口を閉じ王宮の地下にいます。
- カベルの罪は、セトの出生に立ち会いその証明の印章を押したことです。
- セトは最後、膨大な魔力を消費したため、体が耐えられず死亡します。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ご参考になれば幸いです。