ゴールデンカムイの登場人物であるキロランケの名前の由来はアイヌ語で「下半身が強い」。本名のユルバルスはタタール語で虎を意味しています。
タタール人と樺太アイヌの血を引く子孫であること。のっぺら坊を殺した理由や裏切り者の最後は死亡するかも見ていきます。
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【放送情報】
TOKYO MX:23:00~
読売テレビ:26:09~(第10話放送時間変更)
札幌テレビ:25:54~(第10話放送時間変更)
BS11:25:00~
FOD:23:30配信開始#ゴールデンカムイ pic.twitter.com/F8E7x4EzHT— TVアニメ『ゴールデンカムイ』公式 (@kamuy_anime) June 11, 2018
ゴールデンカムイ:キロランケとは
キロランケの基本プロフィール
名前 | キロランケ |
本名 | ユルバルス |
出身地 | アムール川流域 |
立場 | パルチザン、ウイルクの友 |
偽名 | フィリップ |
性格 | 優しさと強さを併せ持つ。 |
特徴 | 樺太アイヌ独特の髪型、濃いヒゲ、タバコ入れ(タンパクオプ) |
誕生日 | 8月2日 |
好きなもの | 肉より魚。特に川魚が好き。 |
嫌いなもの | 馬肉は絶対食べない。 |
特技 | 乗馬:幼い頃から馬と親しんでおり、乗馬の技術は高い。 |
武器 | 手投げ弾、小刀(マキリ)、山刀(タシロ) |
声優 | てらそままさき |
キロランケの名前の由来について
キロランケの名前はアイヌ語で「下半身が力強い」という意味に由来しています。
「キロ=ちから」、「ランケ=下す」です。
白石からは「キロちゃん」。アシリパからは、キロランケニシパと呼ばれています。
ニシパはアイヌ語で紳士や旦那・金持ちを表しています。
また、ソフィアからは「坊や」とか、ユルバルスと呼ばれています。
キロランケの本名:ユルバルスは虎
キロランケの本名、ユルバルスはタタール語で虎を意味しています。
アムールトラはトラのなかでも最大種で、獲物はワニだろうがヒグマだろうが何でも襲って食べるそうです。
単独で行動し獲物を追って何十キロも追跡可能な体力があるため、本来生息しない樺太へも間宮海峡の流氷を渡ってくることがある。
ナーナイ民族では虎は神様で殺せばその人間の人生は不幸になるという言い伝えがあるそうです。
ソフィア脱獄では、私が待っていたのはこっちのユルバルスではないといっていました。
キロランケのご先祖ルーツ
キロランケはタタール人と樺太アイヌの血を引いています。
18世紀の後半に、アムール川流域の民族(山丹人)と樺太アイヌの間で行われた山丹交易のなかで、樺太アイヌがアムールに借金のカタとして連れ去られるといことが頻発していました。
19世紀の初頭には江戸幕府により樺太アイヌによる山丹交易を禁止されています。
それ以前に連れてこられていた樺太アイヌの女性と、西の方から流れてきたタタール人の男性が出会い子供が生まれています。
この二人がキロランケの曽祖母と粗祖父にあたります。
ゴールデンカムイ:キロランケは裏切り者なのか
キロランケは裏切り者なのか見ていきましょう!
キロランケがのっぺら坊を殺した理由
キロランケはのっぺら坊(ウイルク)を殺した理由を「あいつが変わってしまったからだ」と話しています。
ウイルクは群れのなかの弱くなった狼であり、ウイルクの憧れていたはずの狼のやりかたで殺したというのです。
網走監獄で杉本とのっぺら坊が撃たれた時、キロランケは尾形に狙撃させていました。
キロランケと尾形は裏で手を組み、アシリパがのっぺら坊が父親であることを確認するのを待って合図しています。
インカラマッがキロランケが合図する様子を見ていたのです。
キロランケは合理的だった頃の昔のウイルクを愛していました。
極東連邦の構想をめぐり守るべきものの違いから意見が対立し裏切られたと感じており、考え方が変わってしまったウイルクを弱い狼に例えています。
のっぺら坊を殺したのは、キロランケなりの愛情表現だったのかなあと思っています。
【Happy birthday🎉】
本日5月8日は、TVアニメ『ゴールデンカムイ』にて、古い友人・ウイルクの足跡をたどり、アシ(リ)パと樺太を旅する伊達男 キロランケ役・てらそままさきさんの誕生日です!
てらそまさん、誕生日おめでとうございますッ!!#ゴールデンカムイ pic.twitter.com/mvDfoK27mj— TVアニメ『ゴールデンカムイ』公式 (@kamuy_anime) May 7, 2021
キロランケとウイルクの関係
キロランケはウイルクとソフィアには革命運動で出会い、帝政ロシア打倒のため皇帝を暗殺しています。
その後、長谷川写真館で日本語を勉強し、キロランケとウイルクは北海道に渡っています。
キロランケは極東に住む人々の文化をロシアから守るため、十代の頃よりパルチザンとして極東民族の独立運動に人生を捧げてきました。
キロランケ・ソフィアの掲げる極東連邦の構想は、アムール川流域の多様な少数民族が住む極東ロシアと樺太そして北海道をそれぞれ、日本とロシアから独立させた一つの国として合わさるというもの。
それに対しウイルクは北海道だけにちからを集中して守ろうという考えです。
キロランケにも愛する家族ができましたが、ウイルクと同じ考えにはたどり着かなかったといいます。
アシリパが生まれたことでウイルクは守りに入り、キロランケとは仲間割れしています。
キロランケは残してきたソフィアに想いを寄せていたのです。
キロランケの最後は死亡:アシリパに未来を託す
キロランケはソフィア脱獄後の流氷原で死亡しています。
最後は、憧れの人であるソフィアを思い浮かべていました。
谷垣ともみ合いになった後、月島を撃ち鯉登少尉が追いかけています。
月島と鯉登少尉がキロランケを撃とうとするところをアシリパが止めており、さっき全部思い出したと告げていました。
キロランケは、刺青人皮の暗号を解読のカギがアシリパ自身であるということを知っていたのです。
この旅の目的はアシリパのなかにあるカギを呼び覚ますことでした。
キロランケは亡くなる時に、自分たちやソフィアの未来をアシリパに託しました。
まとめ
- キロランケの名前の由来はアイヌ語で「下半身が強い」です。
- 本名のユルバルスはタタール語で虎を意味している。
- キロランケはタタール人と樺太アイヌの血を引く子孫です。
- のっぺら坊を殺した理由はキロランケなりの愛情表現と思われる。
- キロランケとウイルク・ソフィアの3人は革命運動で出会った同志です。
- 最後は流氷原で死亡、未来をアシリパに託しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ご参考になれば幸いです。